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女流王座戦挑決 里見大逆転勝ち

リコー杯女流王座戦中継ブログ: *第3期リコー杯女流王座戦挑戦者決定戦
棋譜→2013年9月6日 第3期リコー杯女流王座戦挑戦者決定戦 里見香奈女流四冠 対 本田小百合女流三段

昨日行われた女流王座戦挑戦者決定戦、里見香奈女流四冠対本田小百合女流三段戦は里見女流四冠が勝って初の女流王座挑戦を決めました。

戦型は後手里見女流四冠の5筋位取り中飛車から相穴熊。中盤から終盤にかけて本田さんがリードを奪い先手がはっきり勝ちになったのですが、決め損ねてまさかの大逆転。

20130906本田里見

109手目は▲7二銀成△同銀▲7三金打と踏み込めば先手勝ちでした。しかし本田さんは▲5四歩△同金▲7五金打と指してしまったために△6八竜で逆転。。。

痛恨の一手バッタリで里見さんの勝ちとなりました。将棋は最後まで何があるか分かりませんね。
里見さんは準決勝の伊藤沙恵奨励会1級戦も逆転勝ちでしたが、今日の将棋はそれ以上の、大が2個ぐらいつくレベルの逆転でした。なんというか里見さんは運を持ってますね。

これで奨励会員同士の五番勝負となりました。加藤vs里見戦は個人的に一番見たかったカードですが、今日の将棋に関していえば本田さんに勝ってほしかったですね。

五番勝負は10月26日に開幕します。
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[ 2013/09/07 07:00 ] 女流 | TB(0) | CM(0)

第2期女流王座戦第2局 幻の9七角

リコー杯女流王座戦中継ブログ

本田小百合女流三段が加藤桃子女流王座に挑戦する五番勝負第2局。第1局は加藤女流王座が相掛かりの乱戦を制し、先勝した。本田挑戦者からすると力を出し切れなかった将棋だった。

棋譜→第2期リコー杯女流王座戦五番勝負 第2局 加藤桃子女流王座 対 本田小百合女流三段
第2局は本田さんが後手で一手損角換わり。対して先手が腰掛け銀を選んで相腰掛け銀の将棋になった。一手損の相腰掛け銀は久々に見たような気がする。後手は△8三歩型で先手は▲7八金を保留したまま駒組みを進める。△8四歩に▲6八金寄。この先手の囲いは何て言うんだろう?箱入り娘とはまた違うような。横からの攻めには強いが、場合によっては二枚の金が壁になるデメリットもある。

加藤本田2_002

後手は3筋を突き捨ててから△6五銀と出たが、▲5五角が好点の角打ちで先手がペースを握る。

▲6一角から角を切って▲2四飛(73手目)と走った局面は先手がはっきり優勢だと思った。先手の玉が堅いので飛車を切って攻め続けることができる。

最終盤、加藤は▲2二銀(89手目)から決めにいったが雑な寄せだった。▲3三と(95手目)で後手玉は受けが難しい、、と思いきやここで△9七角!と放り込む手があった。

加藤本田2_001

▲9七同香は△9九飛から詰みなので、▲8八桂と合駒するしかないが桂を使うと後手玉への詰めろが消える。しかし、本田女流三段はこのチャンスを逃し△2一金と指してしまう。これは▲2五桂打から即詰みで加藤女流王座の勝ちとなった。

感想戦によると、本田さんも△9七角は見えていたとのこと。見えていたが、▲8八桂△2一金▲6五桂△3二金▲同との局面で受けがないとみて読みを打ち切ってしまった。が、そこでまだ受けはあって以下後手が勝ち筋だったようだ。1分将棋だったとはいえ、△9七角が見えていたのにもったいなかった。相手を信用してしまったのだろう。

これで加藤女流王座が2連勝。おそらくこのまま防衛ということになりそうだが、本田さんには何とか1つ返してほしい。
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[ 2012/11/04 08:00 ] 女流 | TB(0) | CM(0)

女流王座戦 本田女流二段初挑戦

リコー杯女流王座戦中継ブログ

「女流五冠」を狙う里見香奈女流四冠と本田小百合女流二段の挑戦者決定戦。対戦成績は6-0、里見さんは今期女流棋戦では負けなし、ということで里見勝ちを予想した人のほうが多かっただろう。しかし、結果は本田勝ち。一発勝負は何が起こるか分かりませんね。

棋譜→第2期リコー杯女流王座戦 挑戦者決定戦 里見香奈女流四冠 対 本田小百合女流二段

将棋は先手の里見女流四冠が初手▲2六歩。最近の里見さんは居飛車も指して芸域を広げようとしている。今期の女流王座戦では鈴木環那戦で2手目△8四歩から相掛かりで快勝。準々決勝の西山戦でも3手目▲2六歩から対抗形の居飛車を持っている。

▲2六歩を見て後手の本田女流二段は△3四歩から一手損角換わりを採用した。先手の早繰り銀に後手は△4二飛から右玉に構える。後手番らしく千日手も辞さずの方針で待つ。


先手の▲5五歩からの構想は隙を作ってしまうので良くなかったようだ。打開を目指したが無理が祟って劣勢に陥った。45手目の▲8六歩も良くなかった。△8五桂を防いだ手だが、ここを突いて幸せになれることは少ないと思う。

終盤、里見さんが猛烈な追い上げを見せたが逆転には至らなかった。元の形勢が悪すぎたし、持ち時間が少ないのも響いた。130手で本田女流二段の快勝。見事な内容でプロ20年目にして初のタイトル挑戦を決めた。

里見さんにとっては残念な結果となったが、女流五冠、六冠のチャンスはまた来るだろう。気持ちを切り替えて奨励会での修業に励んでほしいと思う。現在良いとこ取りで7勝2敗と好調なので二段昇段目指して頑張ってほしい。

これまでタイトル挑戦もなく地味な存在だった本田さんだが、女流名人位戦のA級リーグでは7年連続(2004年~10年)で残留するなど力はあった。今回は里見四冠、上田女王、伊藤奨励会員など錚々たるメンバーを倒してきている。五番勝負も期待できそうだ。

本田女流二段、挑戦おめでとうございます!!
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[ 2012/09/04 22:25 ] 女流 | TB(0) | CM(2)