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倉敷藤花戦 矢内さん挑戦

大山名人杯倉敷藤花戦中継サイト
倉敷藤花戦中継Blog

昨日行われた倉敷藤花戦の挑戦者決定戦、中井広恵女流六段対矢内理絵子女流四段戦は96手で矢内女流四段の勝ち。2010年のマイナビで女王を失冠して以来久々のタイトル挑戦を決めた。

棋譜→第20期大山名人杯倉敷藤花戦挑戦者決定戦 中井広恵女流六段 対 矢内理絵子女流四段
将棋は後手矢内さんの角道を止める三間飛車。最近の矢内女流四段は振り飛車、特にゴキゲン中飛車を多用しているが、ノーマル三間だったのは意外だった。先手の居飛車穴熊に対して後手は真部流の構えで迎え撃つ。個人的にこの後手の指し方は昔よく使っていたので、興味深く観戦した。

難解な中盤戦になったが、5筋を突き捨ててから△5二飛~△4五桂で捌けて振り飛車が良くなった。ここら辺の捌き方が上手かったと思う。途中までは穴熊がやれそうだったが、いつの間にか悪くなっていた。
見事な穴熊崩しで矢内女流四段の快勝。

「タイトル戦」で矢内里見が対戦するのは初めてだが、番勝負では2007年(2006年度)のレディースオープントーナメント三番勝負で対戦がある。その時は里見さんが史上最年少の棋戦優勝なるかと騒がれたが、矢内さんが意地を見せ2勝1敗で優勝した。あれから約6年、2人の立場は逆転し、直近の対戦成績では矢内さんが5連敗中。

最近の里見さんは居飛車を指すことが多いので、矢内振り飛車対里見居飛車の将棋が見られるかもしれない。その可能性は高いと思う。戦型的にも楽しみな三番勝負になりそうだ。

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[ 2012/10/02 07:30 ] 女流 | TB(0) | CM(0)

第61回NHK杯 片上vs戸辺

日曜朝のNHK杯。今日は聞き手の矢内理絵子さんが一段と美しい。あのスカーフは先日の「棋士会・東日本大震災チャリティーIN名古屋」で最高金額で落札されたものだそうだ。CAみたいで似合ってると思う。チャリティーに出したのはもったいなかったかな(笑)。

さて、今週は片上大輔六段対戸辺誠六段のツイッタラー対決となった。

後手の戸辺誠六段が2手目△3二飛戦法をぶつけてきた。▲2六歩に4手目△4二銀は佐藤康光新手。先日の順位戦C級1組▲村山△日浦戦もこの形で後手が勝っている。

乱戦含みの序盤だったが、互いに囲いあって穏やかな展開となった。先手は左右どちらにも囲いづらいので中住まい、後手は美濃囲い。後手だけ角を手放し、しかも歩切れなので損のように見えるが美濃に囲って実戦的に指すという方針だったようだ(戸辺流ブログ参照)

中住まいの急所は玉頭、ということで6五に銀を出て5筋を攻める。△5六飛(68手目)と飛車交換を迫ったところは後手優勢だと思う。後手の美濃囲いが堅く、先手陣は飛車打ちの隙が多い。

片上戸辺001

先手陣持ちこたえられないだろうと思ったが、そこから必死の粘りをみせ長い将棋になった。早逃げの効果で先手玉はなかなか寄らない。3二で遊んでいた馬を1四に引きつけて上部開拓、入玉もみえてきた。

片上戸辺NHK002

▲3五銀で竜の利きを遮断して入玉を狙ったが、△2四金が決め手。▲同銀なら△2六成桂▲同玉△2五金で玉を下段に落とす。実戦は▲1五銀と受けたが、△3五金▲同歩△同竜がまた詰めろで受けが難しい。

戸辺六段が先手の粘りを振り切って快勝。2回戦の羽生NHK杯戦も頑張ってほしい。


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[ 2011/07/17 23:21 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)