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第68期名人戦羽生vs三浦 第2局

一昨日、昨日行われた名人戦

第1局に引き続き、横歩取り△8五飛の将棋となり、先手の羽生が新山崎流を選択し、
途中までは王座戦山崎羽生戦と同じ展開となった。

39手目▲2三歩に△3三銀と出たのが、前述の王座戦の将棋だったが、三浦は前例の少ない△同金を選んだ。形を乱されるが、この変化に何か新たな「鉱脈」を見つけたのだろう。自らの研究をぶつけようとしたわけだ。

封じ手の局面
封じ手1

検討陣は▲3九歩を有力視していたが、予想は外れ、攻め合いの▲5三桂成。
手抜かれて、△3八歩成~△4九飛成が怖いが、7七から左辺に逃げて十分という読み
局後の感想によれば、三浦挑戦者もこの手は予想してたようである
しかし、その後△6二金と成桂を取った手がどうだったか、とのことで、控室の行方八段推奨の△4二金が優っていたようである。

形勢がやや苦しくなった三浦八段だが、今期順位戦では劣勢の将棋を何度も逆転してきた。
しかし流石は羽生名人、決め手を与えずに、鮮やかな寄せを見せてくれた。61手目の▲5三歩が、A級経験者勢ぞろいの検討陣も最初は意味を理解できなかった妙手。△同玉から▲4六銀で、三浦の上部脱出の狙いは阻まれてしまった。

対して先手玉は▲9八玉と逃げて8筋に竜が利いているため安全、後手からの手掛かりはない。
71手目の▲5七桂が決め手で、以下危なげなく寄せきった。

三浦挑戦者は持ち味を出せぬまま、2連敗となってしまった。今期A級順位戦では相手のミスに乗じて拾う将棋が多かったが、第一人者羽生は容易には崩れてくれない。一つ勝てばまた流れも変わるのだろうが・・・
何とか踏ん張ってほしいところだ。



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[ 2010/04/22 20:40 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)

『3月のライオン』第4巻を購入

9日に待望の3月のライオン第4巻が発売されました。
今日、近所の文教堂書店で購入



文教堂をはじめとした指定書店(三省堂、紀伊国屋その他有名書店、詳しくはHPをご覧あれ)で購入すると、初版限定で羽海野先生の描きおろしペーパーがついてきます。
ちなみに私がもらったのは辻井武史先生Ver.でした。
参考までに↓

olympus383

ちなみに、4巻発売記念でTVCMをやっているそうで
下のサイトから見ることもできます
http://3lion.younganimal.com/cm/index.html

棋士からは里見女流名人(No.20),渡辺竜王(No.21),後有名人ではオリエンタルラジオの中田敦彦さんが参加されているようです。

第4巻は島田八段の話がメインとなっています。
故郷山形への島田八段の想い、涙なしには読めませんでした。
やはり自分も地方から上京してきた身ですので、どうしても感情移入してしまいますね。。。

過去記事で、「島田八段は「故郷」というキーワードから深浦王位を想起させる」と書きましたが、4巻に出てくる、三段リーグで苦労した話、精神面の脆さ、頭髪ネタ等々をみると、木村一基八段がモデルなのかなとも思います。

第4巻も期待を裏切らない内容で、素晴らしかったです。
早くも第五巻が待ち遠しいですね(笑

関連記事
3月のライオン 第3巻


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[ 2010/04/12 00:10 ] 書籍レビュー | TB(0) | CM(0)

第60期NHK杯 中座vs豊川

久々にNHK杯を観戦

先週から第60期がスタートしたNHK杯テレビ将棋トーナメント
今日は、B1昇級で今期から予選シードとなった豊川孝弘七段に、「8五飛戦法」の創始者として有名な実力者中座真七段の対決だ。

戦型は先手中座の相掛かり棒銀。横歩取らせ8五飛で有名な中座さんだが、相掛かりもよく指す。
対する豊川は8五飛と浮いて銀の動きをけん制する作戦に出た。

棒銀が上手くいかないと見て中座が▲4五銀~5六銀と中央に活用する方針に切り替えた手に対し
豊川は端から手を作る。部分的には昨年の山崎vs羽生の王座戦でも現れた端攻めだ。ここから後手が9筋にと金を作ることに成功し、ややリードを奪ったか。
と金寄りが間に合わないように先手は激しく攻め合う。角金交換から竜を作るのに成功したが、攻防の自陣角△3二角~△2三角打で竜を消されてしまう。これでは先手辛い。

しかし、中座も苦しいながらも粘り、7二銀型中住まいの弱点でである4筋と5三の地点に狙いをかけたが8筋方面に上手く逃げられてしまった。その前に8二に作った成香を抜かれてしまったのが痛かった。豊川の手厚い寄せが決まり、154手の激戦の末豊川七段の勝ち。


終盤、ハンカチを食いしばって対局する豊川が印象に残った。何度も噛むのでちょっと面白かったが、豊川の気迫が画面越しに伝わってくるようだった。やはり豊川さんは色んな意味で「魅せてくれる」棋士だなぁと思う。


↑今日の将棋にも出てきた棒銀vs△8五飛の対抗型もフォローされている相掛かりの最新定跡書。「解説名人」の野月七段の著書だけあって非常に丁寧で分かりやすいです。

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[ 2010/04/11 20:18 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)

戸辺旋風

久しぶりに将棋連盟のHPをチェックしてみたら、3月30日の結果のところで

○戸辺 誠 羽生善治● 王位戦 挑決リーグ

とあって(戸辺さんには失礼かもしれないが)驚いた。王位リーグ初参加の戸辺誠六段だが、これで三連勝。本命の羽生三冠を破って一気に挑戦の目も出てきた。

破った相手が凄い
予選では森内、久保、リーグ白組では三浦、丸山、羽生とA級・タイトル保持者を立て続けに倒している。

戸辺六段は石田流とゴキゲン中飛車を主力としている棋士。昨年度は久保二冠、里見女流名人倉敷藤花、戸辺六段など、石田流、中飛車を主力戦法に持つ棋士の活躍が目立った。居飛車側はトッププロでも対策に苦労しているようである。

さて、件の将棋は「戸辺流ブログ」によると
先手戸辺の三間飛車に後手羽生が四間に振っての相振り飛車だったとのこと。先ごろの王将戦でもそうだったが、羽生名人は石田流に対しては、最近苦戦を強いられている。石田流に対する対策も手探り状態のように見受けられる。

今年度も石田流&中飛車の流行は続くのだろうか?居飛車側に何か有力な対策が出てくるだろうか。
今期のプロ将棋観戦における注目ポイントの1つはやはりそこだろう。
そういう意味で、深浦王位vs戸辺六段の番勝負を観たいなぁと思う。(早い話ですが)
棋界でも有数の作戦家深浦王位が、「戸辺流振り飛車」にどういう作戦を立てるか、そして戸辺さんの勢いがどこまで通じるかをみてみたい。

戸辺六段、まだまだ難しい相手が続くが、この勢いのままで挑戦権を勝ち取ってほしいと思う。

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[ 2010/04/03 23:37 ] 将棋 | TB(0) | CM(0)