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第63期王将戦七番勝負第2局

王将戦中継ブログ

渡辺王将が先勝して迎えた第2局。羽生三冠が先手で初手▲2六歩から相掛かりになりました。私の予想は矢倉か角換わりだったので相掛かりは意外でしたね。

先手の引き飛車棒銀に対して後手が飛車を四段目に引くか、五段目かがまず一つ目の分岐点。渡辺王将は△8五飛を選びました。△8四飛型よりも積極的な指し方です。▲3六銀には△8三銀~△7四銀とこちらも棒銀で対抗しました。ただし、一直線に攻め合うのではなく、棒銀でけん制しながら先手の駒組みを制限するような指し方。先手は一歩得したものの角が使いにくい展開になりました。

45手目▲7七桂はその角の活用が難しくなるので良くなかったようです。代えて▲5六歩のほうが良かったと局後の感想にあります。本譜は徐々に後手が指しやすい形勢になりました。

△9五歩(60手目)の仕掛けから後手の攻めが炸裂して渡辺王将が優勢に。終盤は羽生三冠が追い上げたように見えましたが、差は縮まらず渡辺王将の快勝に終わりました。

今日の将棋は羽生三冠からするとかなり不本意な内容でしょう。ただ、このまま終わるとは思えないので第3局以降の巻き返しに期待したいと思います。
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[ 2014/01/25 08:31 ] 王将戦 | TB(0) | CM(0)

第72期B級1組順位戦11回戦

年が明けて順位戦も大詰めを迎えています。昨日は順位戦B級1組の11回戦がありました。

結果は以下の通りです。

畠山 鎮七段(4勝6敗)●-○山崎 隆之八段(5勝5敗)
橋本 崇載八段(6勝5敗)○-●豊島 将之七段(8勝3敗)
阿久津 主税七段(8勝2敗)○-●松尾 歩七段(6勝4敗)
飯塚 祐紀七段(4勝6敗)●-○広瀬 章人七段(8勝2敗)
鈴木 大介八段(2勝8敗)●-○丸山 忠久九段(7勝3敗)
藤井 猛九段(4勝6敗)○-●木村 一基八段(3勝7敗)

▲橋本△豊島戦はハッシー得意の3手目▲6六歩に豊島七段が△3二飛から相振り飛車を選択。先手西川流の出だしに後手が△3三桂~△4五桂の速攻を仕掛けましたが、ちょっと無理攻めだったようですね。
20140116橋本豊島
先手に受け切られてしまい後手は駒損で苦しくなりました。そこから豊島さんも粘ったのですが差は縮まらずハッシーの快勝に終わりました。

▲阿久津△松尾戦は変則的な出だしの矢倉戦でしたが、阿久津七段の鋭い攻めが炸裂して快勝。

▲藤井△木村戦はこれまた変則的な出だしで藤井九段が角道を止めたまま三間飛車。終盤は形勢不明の大熱戦となりましたが藤井九段が制しました。藤井九段は残留へ向けて大きな一勝です。


昇級争いは8勝2敗で広瀬七段と阿久津七段がトップを走り、3敗で豊島七段と丸山九段が追う展開。豊島さんは順位が悪いだけに今日の敗戦は痛いです。最終局勝って広瀬阿久津のどちらかが連敗しないと上がれない。2期連続の昇級は厳しくなりました。丸山九段は阿久津広瀬よりも順位が良いので残り連勝ならば昇級できる。次回の広瀬丸山戦は大一番ですね。 このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2014/01/17 07:30 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(2)

第63期王将戦七番勝負第1局

渡辺明王将に羽生善治三冠が挑戦する王将戦七番勝負が開幕しました。この2人が番勝負で顔を合わせるのは昨夏の棋聖戦以来です。棋聖戦は渡辺さんが奪取すれば四冠という戦いでしたが、1勝3敗で敗退。その後竜王も失って二冠に後退してしまいました。この王将戦にも敗れると一冠、棋王戦の結果次第では無冠の可能性もある。渡辺二冠にとって今回の王将戦は正念場といえます。

第1局は渡辺王将が先手で相矢倉になりました。▲4六銀・3七桂で▲6五歩(宮田新手)を突かずに▲2五桂と跳ねる将棋に進みました。昨年末の渡辺vs森内の竜王戦第4局、第5局でも指された定跡形です。68手目は△4四歩か△4四馬の2通りあって、竜王戦第4局で森内名人は△4四馬と指しましたが、本譜羽生三冠は△4四歩を選択。羽生三冠は昨年12月の棋王戦敗者復活戦(▲永瀬△羽生戦)でもこの△4四歩の将棋を指しています。

20140113渡辺羽生1
▲6六桂(87手目)は永瀬羽生戦で永瀬六段が指した新手。永瀬羽生戦は▲6六桂以下△4三金▲7四桂△6九銀・・・と進みましたが永瀬六段が勝ちました。そこで本譜は単に△6九銀。この手は永瀬羽生戦の感想戦で有力とされていた手です。

20140113渡辺羽生2
後手の二枚飛車の利きが強く、先手が攻めを繋げるのは難しそうに見えましたが▲7二銀(103手目)と捨てる手がありました。△同飛▲8三角△7一銀▲7二角成△同銀に▲2三銀と再びタダ捨て。渡辺王将得意の細い攻めが繋がりそうな雰囲気に。

対して後手は△4五歩(114手目)から反撃に転じ先手玉を寄せにいきましたが、羽生三冠に見落としがあって先手勝ちになりました。△8五桂(122手目)では△5五角と引けばまだ難しかったようです。
20140113渡辺羽生3

この形、またどこかで指されると思いますがどういう結論になるのか。竜王戦のときみたいに先後変えて同じ形がまた出てくる可能性もあるでしょうね。
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[ 2014/01/14 19:30 ] 王将戦 | TB(0) | CM(0)

第39期棋王戦挑戦者決定戦第2局

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、昨日は棋王戦挑決二番勝負の第2局がありました。勝ったほうが挑戦者となる大一番です。
棋譜→第39期棋王戦挑戦者決定二番勝負 第2局 三浦弘行九段 対 永瀬拓矢六段
永瀬六段が先手で戦型は横歩取りになりました。

中盤、▲6六角(47手目)と両取りをかけて馬を作ったところ、控室では「先手持ち」の評判でした。ここで三浦九段は△9二角(50手目)の勝負手を放ちます。
20140107永瀬三浦
この角が働くかどうかが勝負のポイントに。ここで永瀬六段は▲5六香と受けましたが、▲5六歩も有力だったかもしれない。本譜はこの後、9二の角が働く展開になって後手が盛り返しました。

しかし、永瀬六段の粘りに三浦九段が攻めあぐねて形勢は再び先手に。
121手目の局面は先手が勝ちになったと思われたのですが・・・

20140107永瀬三浦2
▲4四香△同飛に▲同馬(123手目)と取った手が敗着。永瀬六段は後手玉が詰むと思っていたのでしょうか?後手玉に詰みはなく、急転直下三浦九段の勝ちとなりました。戻って▲4四同馬では▲4五香のほうが良かったようです。

羽生三冠に2連勝する活躍をみせた永瀬六段ですが、惜しくも挑戦ならず。この悔しさをバネに次こそはタイトルに挑戦してほしいと思います。

三浦九段は2010年の名人戦以来約4年ぶりのタイトル挑戦となります。渡辺vs三浦の対戦成績は渡辺二冠が10勝3敗と大きくリードしていますが、今期の渡辺さんは成績が伸びてないので三浦九段にもチャンスは十分あると思います。
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[ 2014/01/08 07:00 ] 棋王戦 | TB(0) | CM(0)