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羽生王将が逆転防衛へ一歩前進(王将戦第5局)

リアルタイムでは観戦できなかったが、終盤までどちらが勝ってもおかしくないほどの大熱戦だったようだ。

まず、封じ手は意表をつく△54歩。しかし、指されてみればなるほどという手だ。「歩越銀には歩」で、5三に銀の引き場所を作った手。
久保さんも予想していなかったようで、△5四歩に対して40分以上使って▲6四歩。意表の△5四歩ではあったがその後の進行は久保さんが巧く捌いていったように思う。

「捌きのアーティスト」らしい一手が出たのが第2図
kubohabu_65gin

△5二香と角筋を止めた手に対して▲6五銀!
ただのところに銀捨て!
これも指されてみればなるほどという手だが、浮かびにくい手だ。羽生王将もこの手には驚いたようだ。
久保らしい「アート」な一手だった。

この後、4一の角を切って2三の銀を取り、▲3一銀と打ったところは先手が良さそうにみえた。しかしこの▲3一銀は局後の久保曰く「重かった」ようだ。その後の羽生の追い上げが見事だった。
飛車取りを放置して△5五馬から△3六桂のコビン攻めを実現。こういう展開になると封じ手では▲4六歩と一手待っておくべきだったかとぼやきたくなるが、それはまた結果論。羽生の、中盤受け一方ながらも簡単に土俵を割らない指し回し、そして終盤の寄せの構図の描き方が見事だった。

これで久保の3勝2敗。依然数字では久保がリードしているが、私は久保挑戦者の奪取が厳しくなったとみている。久保ファンからは怒られそうだが、この一局で流れが大きく羽生王将に傾いたように感じる。

第六局は久保の後手番、おそらくゴキゲン中飛車を採用するであろう。対羽生戦のゴキ中の勝率が低いのが久保にとっては悩み所だ。羽生の対策は穴熊と予想する。ここ最近過密日程もあってか失速気味の久保、なんとか流れを変えることができるか?


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[ 2010/03/12 22:40 ] 王将戦 | TB(0) | CM(0)
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