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白熱の終盤戦 名人戦七番勝負第3局 三浦vs羽生

凄い終盤戦でした。

最後のほうは何が何だか分からず(笑)
一手間違えると形勢が動いてしまう難解な将棋でしたが、最後は羽生名人が持ち前の勝負強さを発揮したというところですか。三浦八段はずっと劣勢だったのが最後勝ち筋があっただけに悔しい負けとなってしまいました。
しかし名局だったことは確かで、今年度の名局ベスト10に入ってきそうな、というか入れてほしい一局ですね。


戦型はまたしても横歩取りでした。
後手の羽生善治名人が△8四飛と引き、△2四飛と回って、対する先手は2八銀型で頑張るという将棋。
実戦例も多く、順位戦やNHKで何度も見たことがある将棋でした。

横歩取りの将棋は中継の中で銀杏記者が言っていたように
いかにして玉を安全地帯に逃がすかが、終盤戦の1つの鍵になってきます。
80手目の局面、先手は駒得ですが2八の壁銀そして7六の傷をかかえていているので、右にも左にも逃げにくい
対して、後手玉は広く6一→7二と逃げることができます。ここは後手が有利だろうなと私も思いました。
ただ次の▲5七銀が粘りある一手だったように思います。形勢が悪くても容易には崩れない三浦さんらしい一手で、こういう手を積み重ねているうちに、いつの間にか逆転というのが今期順位戦の展開でした。しかし羽生さんは間違えてくれないだろうなと思いましたが・・・

113手目
詰むや詰まざるやの局面
ここでは△3三銀合が正解で後手玉は奇跡的に詰みません。
しかしここで羽生名人は角合い
これには▲5一飛成から▲3三角成と合い駒に打った角を取る順があり、
そして角を渡すことで右が広く逃げやすいと思われた後手玉が急に狭くなってしまったのです。
117手目~119手目▲8三角ならば勝ち筋だったとのことで、桂馬を外しつつ、敵玉の逃げ道を狭くすることができる一石二鳥の手だったわけですが、それを逃してしまいました。

控室で劣勢と評価されていた将棋をこれほど際どいところまで差を詰めたのは流石でしたが・・・
三浦弘行八段にとっては悔しい負け方となってしまいました。

08年の竜王戦、昨年の棋聖戦と
3連敗4連勝での逆転防衛の例はありますが、ちょっと今日の負け方はキツい、完敗での負けよりもキツいと思います。
「助からないと思っても、助かっている」の扇子のごとく、踏ん張ってほしいですが。

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[ 2010/05/08 07:00 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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