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5月9日 NHK杯将棋 瀬川四段vs広瀬五段

久々のNHK杯観戦

アマ時代に早指し将棋(銀河戦)でプロを連破した経験を持つ瀬川に、詰将棋解答選手権覇者で、終盤の切れ味には定評がある期待の若手、広瀬の対戦。どちらもB2以下ではあるがなかなかの好カードだ。

広瀬と言えば振り飛車穴熊で有名、NHK杯では前々期、強豪の丸山、阿久津を振り穴で破ったのは記憶に新しい。最近は振り穴だけではなく、横歩取りなどの相居飛車、本局のようなゴキゲン中飛車もよく指しているようだ。

広瀬のゴキ中に対する瀬川の作戦は「超速!▲3七銀急戦」(注:将棋世界の勝又講座より引用)前期NHK杯の羽生丸山戦と同じ進行をたどり第1図

瀬川広瀬

羽生丸山戦は▲3八飛打で、感想戦では▲2七飛打が優ったかもしれないと丸山は話していた。解説の片上六段によれば▲1八飛打という手もあり、このほうが香車を取られにくく、2八の飛車が使いやすいとのこと。
いずれにせよ、先手は一瞬駒得なのだが、その得した飛車の使い方が難しいので互角、あるいは後手のほうが指しやすいのかもしれない。

▲5八飛打の自陣飛車に対して後手は5筋に歩を垂らして3三桂と桂馬を活用、そして垂らした歩の成り捨てから△4五桂と、振り飛車のお手本のような指し回し。これに▲5八歩と受けたのがどうだったか、△5一香が味良し道夫先生で、後手の攻めが一手早い展開が続いた。

対して先手は角と金銀の2枚替えから5一の地点に駒を足していく、73手目の▲4一金は物凄くゴツイ手で、思わずテレビの前で声を出した。
俗手で迫った瀬川だが、広瀬の頑強な受けの前に切らされてしまう。

第2図
segawa2

後手は金を渡せない状況だが、ここでの△6二銀が妙手

銀取りなので取るよりないが▲同銀成△同金▲7一銀に△6一銀打で攻めが切れている。

瀬川もこの手が見えてなかったようで、以下は広瀬ペース
118手目、△4四角が攻防の詰めろ
最後は鮮やかな23手詰めで瀬川玉を討ち取ってみせた。

△6二銀と最後の△4四角、広瀬が持ち前の終盤の強さを存分に見せた一番だった。負けたとはいえ瀬川四段の食いつきも見事で大熱戦だった。




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[ 2010/05/10 22:35 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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