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NHK杯将棋 広瀬章人王位vs渡辺明竜王 相穴熊

振り飛車穴熊を多投し、王位奪取に成功した広瀬王位と、堅い玉を好む渡辺竜王の対戦、
となれば大方の戦型予想は相穴熊だろう。果たして、相穴熊の将棋となった。

後手居飛車の渡辺竜王が△4四銀型の穴熊に組んで、△5五歩から△5三銀と引き直す形を選択した。定跡形なので広瀬王位も当然熟知している形だろう。

相穴熊の将棋では、と金を作って相手の穴熊を攻めるので、相手よりも先にと金を作れれば有利ということが多い。本局は後手の渡辺竜王が先に5筋にと金を作ることに成功、対して先手も▲6三飛成と竜を作ったが、△5一歩と受けられてみると後続がなく、ここでは後手が有利だろう。

△4七銀から渡辺竜王が猛攻、しかし、と金と金駒だけの攻めなので金銀のはがし合い埋め合いになった。

95手目(下図)、▲4七金がまたしぶとい受けだった。次に4八の地点に打たれると苦しいのでこの一手なのかもしれないが、素人にはなかなか思いつかない受けだ。Twitter上でも感嘆の声が数多く上がっていた。
広瀬渡辺
この手に対する△4九金もまた妙手。相穴熊を指すことは少ないのでよく分からないが、こうやって食らいつくものなのだろう。

この後も延々と金銀の打ち替えが続き、一時は千日手模様に。しかし渡辺竜王が打開し、先手の粘りを必死に振りほどいて勝ち。192手!の大熱戦だった。相穴熊戦らしい攻防で見ごたえがあったが、観ているほうからすればお腹いっぱいというか少々疲れる対局でもあった。

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(2007/10/23)
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[ 2010/10/26 06:00 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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