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第36期棋王戦五番勝負第2局 ゴキゲン中飛車超急戦

棋王戦第36期中継サイト

ゴキゲン中飛車の▲5八金右からの超急戦となった。この戦型は居飛車とゴキゲンの意地と意地のぶつかり合い。ゴキゲン中飛車の命運をかけた戦いである。

37手目の▲1三龍が「新手」。最近は▲6五香打が主流だった。有名なところでは昨年の王将戦第6局羽生久保戦がある。
部分的にはある竜引きだが、今までこのタイミングでは無かった。「新手」の▲1三龍だが、水面下では何度も指されてそうではある。実際に,渡辺遠山の研究会でこの形が指されていたとのこと。
棋王0226_1

47手目の▲2八歩は見えていても指しにくい手。この将棋は既に終盤戦なので駒の損得よりもスピード。2手かけて角を取る手が間に合うとは思えなかったが、竜王の決断は早かった。ここも研究の範囲内だったのだろう。角を取ってから▲3六角(51手目)が攻防で厳しい。気づいてみれば、トッププロ同士では縮まることのない差がついていた。

銀を4五に引かせてから、1四角→4一角成(詰めろ)→6三角成(詰めろ)の角の大移動。最後の▲6三角成が決め手となって渡辺竜王の勝ちとなった。まさに「勝ち将棋鬼の如し」である。

感想戦によれば▲2八歩のところで△2二銀なら難解だったようだ。今日の▲1三龍の「新手」、まだまだ難しい変化が沢山埋もれていると思う。今日の将棋だけでは結論が出せないだろう。ゴキ中党の巻き返しに期待したい。


これで番勝負は1勝1敗のタイとなった。相手のエース戦法を超急戦で破っての勝利なので、この1勝は2勝分の価値があると思う。第3局は久保棋王の先手番で石田流が予想されるが、竜王がどのような対策を見せるかが見物だ。


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[ 2011/02/26 23:59 ] 棋王戦 | TB(0) | CM(0)
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