スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

第69期順位戦C級2組最終戦

名人戦棋譜速報

一昨日のC級2組最終戦。既に佐藤天彦五段、糸谷哲郎五段の2人が昇級を決めており、残り1枠をかけた争いだった。

2敗勢の中でも最も順位が良く、勝てば昇級が決まる横山五段は同じく7勝2敗の阿部健治郎四段との対戦だった。対局開始時点では阿部健四段にも僅かながら昇級の可能性が残っていた(2敗勢が全員敗れる)が、20時17分、澤田四段が勝ったことにより昇級の目はなくなっている。

▲7六歩△3四歩▲7五歩に△3五歩から相振り飛車のオープニングとなった。この4手目△3五歩からの相振り飛車を阿部健四段は得意とされている。先手は高美濃、後手は穴熊に囲う。

中盤は先手ペース。穴熊の急所である端を攻め調子が良いと見られていたが、決め手を逃して混戦に。逆に後手の玉頭からの反撃が急所をついたようで、形勢逆転。最後は穴熊の堅さと遠さを生かした猛攻が決まり阿部四段の勝ち。

横山五段にとっては悔しい逆転負けとなった。「感想戦が始まって数十分が経っても盤面は投了時のまま。そのまま最後まで駒が動くことはなかった」とのことで、激戦のあとがうかがえる。横山五段は過去にも昇級のチャンスを逃したことがあり辛いだろう。


横山四段が敗れたことでキャンセル待ちの稲葉四段が昇級3枠目に滑り込んだ。昇級者はアマヒコ、ダニー、稲葉と、いずれも若手有望株。最近の実績をみると妥当なところか。広瀬豊島の後を追いかける3人が昇級を決め、来期のC1は今期以上に混戦となりそうだ。

最終戦を終えてC級2組の成績は以下の通り(成績上位のみ)
【10勝0敗】佐藤天(20位=昇級)
【9勝1敗】糸谷(8位=昇級)
【8勝2敗】稲葉(13位=昇級)、遠山(14位*)、澤田(27位)、阿部健(40位)、菅井(41位)
【7勝3敗】横山(3位)、中村亮(5位)、西川和(36位*)、牧野(42位)

上位の顔ぶれを見て思うのは、最近四段に上がった若手が多いということ。特に関西の若手が多い。今期は不調だった村田顕弘四段、王座戦で活躍した阪口五段などもおり、関西の予選を抜けるのは大変なのだろうなぁと思う。

来期この顔ぶれの中では、私は特に阿部健治郎四段に注目したい。来期も今期のような活躍を見せることができるかどうか。また、最近好調の遠山編集長、今期涙を呑んだ横山五段ら「アラサー組」にもそろそろ上がってほしいと思う。


関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2011/03/10 06:30 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL