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NHK杯女流枠決定戦 里見香奈vs甲斐智美

NHK杯の女流棋士枠決定戦。

里見香奈女流三冠の先手ということで3手目7五歩からの石田流を予想したが、角道を止めてからの相振り飛車の将棋になった。
序盤、後手の甲斐が6二玉型のまま銀を繰り出していく。序盤早々激しい展開となった。
後手の攻めは単調な感じがするが、結構うるさい。厳密には無理気味でも先手を持って受け続けるのは大変な将棋だと思う。

46手目の△4九飛で一見決まったように見えたが、そこから後手は作った竜を追われて劣勢になる。
さらに▲2五金(67手目)で竜を詰まされ、先手勝勢に。▲2五金を甲斐さんはうっかりされたのだろうか。

20110402里見甲斐82手

終盤、上図で先手は▲2二龍△同金▲3一角と決めに行った。飛車を渡すと決め切れなかったときに寄せられてしまうリスクがある。ここは解説の山崎プロ指摘の▲3三歩でも勝ちだったが、里見は最短の寄せを目指す。

▲4二角成から▲3二馬(89手)で次に金を取った手が詰めろだが、ここで△7九金の勝負手があった。▲同玉に△4九飛とスピード重視で迫る。先手玉も危険な形になった。

そして最後は▲8三金と縛った手に対し、△6四金が詰めろ逃れの詰めろで完全に逆転。里見には珍しい逆転負けとなった。▲2二龍では▲3三歩からゆっくりやっていけば先手の勝ちだったろう。また本譜の順でも▲3二馬で▲5二馬としておいて▲5三成桂から6三の金を外すほうが時間はかかるが良かったのかもしれない。

甲斐智美女流二冠はこれで初のNHK杯出場。相手は島九段ということで正直厳しい組み合わせになったが、なんとか頑張ってほしい。


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[ 2011/04/03 08:00 ] NHK杯 | TB(0) | CM(2)
いつもNHK杯の記事読ませてもらっています。
>解説の山崎プロ指摘の▲3三歩成でも勝ちだったが
▲3三歩成→▲3三歩ですね。
[ 2011/04/05 02:17 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> いつもNHK杯の記事読ませてもらっています。
> >解説の山崎プロ指摘の▲3三歩成でも勝ちだったが
> ▲3三歩成→▲3三歩ですね。

うわあ本当ですね。大変失礼しました。訂正しました。

今後ともよろしくお願いします。
[ 2011/04/05 21:33 ] [ 編集 ]
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