スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

竜王戦1組、久保利明二冠決勝進出

25日(月)に行われた竜王戦1組準決勝羽生久保戦は久保二冠の勝ち。本戦進出を決めた。
竜王戦道場の会員でないので棋譜はチェックしていないが、ゴキゲン中飛車対3七銀急戦の将棋だったようだ。
昨年の竜王戦で久保二冠は挑決で羽生名人に2連敗、本局はそのとき以来の対戦となったが見事リベンジを果たした。棋王戦で渡辺竜王を破った久保さんに連覇阻止を期待するファンも多いだろう。ぜひこの調子で勝ち進んでほしい。

一方敗れた羽生名人は名人戦とあわせて新年度3連敗スタートとなった。強敵相手なので仕方ないかもしれないがちょっと心配。竜王戦は郷田九段との3位決定戦に回り、昨年に続く「1組3位」からの挑戦を目指すこととなる。


さて先週の読売観戦記は1組ベスト4進出をかけた久保飯島戦。久保二冠が後手番ということでゴキゲン中飛車対居飛車の対抗形が予想されたが、飯島七段が3手目に▲9六歩と突き相振り飛車となった。

先手が金無双から素早く攻撃の理想形を作ったのに対して、後手は駒組みが遅れ作戦負け。玉を入るところで△2四歩~△2五歩を急ぐべきだったと久保二冠は振り返っている。先手は飛角銀桂の理想的な攻めで後手陣に襲い掛かる。

飯島久保001


上図、飛車を横に逃げるのは▲8四銀と出られて、9三の地点が受からず後手支えきれない。△7五飛▲同角△8五歩は▲8五同飛が両取りで先手の攻めが続く。この局面で後手の次の一手は?













正解は△4五桂

この桂跳ねが「捌きのアーティスト」らしい切り返しだった。遊んでいる2二の角と3三の桂を働かせないと勝負にならない。▲2二角成なら△7五飛、▲7四銀は△6六角で耐えている。
「2二角と3三桂が残る負け方だけはしたくなかった」と久保二冠の感想。

先手は▲9三桂成(※)△同桂▲8三歩△同金と味付けしてから▲7四銀と飛車を取る。そこから数手進んで下図

飯島久保002

次に▲8二金の一手詰めだが△8二飛で受かっている。▲9三成銀にも△9一香。先手の手駒が少ないので攻めが続かない。後手としては8四飛と走られる手だけ気をつければ良いのでわかりやすい。ここは後手が良いだろう。最後まで隙のない指し手を続けた久保二冠の勝ちとなった。先手の具体的な敗因はよく分からないが、▲9三桂成で7三に成って、もう一歩補充するのはどうだったのだろう?

最近の久保二冠は軽い捌きだけでなく、簡単には崩れない粘り強さも持っている。本局も一手間違えば崩れるところを正確に受けきってみせた。

序盤は飯島七段の機敏な動きで先手ペースと思われたが、△4五桂が絶妙手だった。この勝ち方は強い!





関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2011/04/28 00:00 ] 竜王戦 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL