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第52期王位戦プレーオフは羽生vs藤井に決定

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昨日行われた王位戦白組プレーオフ、羽生善治vs村山慈明戦は凄い将棋だった。

戦型は後手羽生名人のゴキゲン中飛車からの相穴熊。

序盤は駒組みが長く、正直あまり見ていなかったのだが、5筋にと金ができたあたりでは居飛車が良いだろう。先に桂損しているが玉の堅さが違う。その後、馬を作って駒損も解消される。

habu_murayama001.jpg

上図は馬取りになっているが村山五段は▲7二角成と角を切って決めに行った。これがやり過ぎだったということはないだろう。△5七歩成がまだ何でもないので、この瞬間殺到すれば決まるはず、と思って見ていたが・・・

habu_murayama002.jpg

▲7九金(111手目)に△4五角が「詰めろ逃れの詰めろ」で逆転!一転して後手勝ちとなった。▲7九金では▲7九銀でも△4五角が詰めろ。先手が渡した桂馬でぴったり詰んでしまう。ひゃぁー。王手がかかりにくい▲7九金を選んで何とか後手玉に迫ろうとした村山だが時既に遅し。どうやっても後手玉に詰めろが続かず無念の投了となった。

戻って▲7二角成△同金に▲6一銀(101手目)と引っ掛けたところでは▲6二金ならば「先手勝ち」だったようだ。▲6二金以下△5七歩成▲7二金△7九金▲同銀△4五角と進むと今度は桂馬を渡していないので△4五角が詰めろにならない。

<追記>
しかし▲6二金でも「先手勝ち」だったかは疑問のようだ。詳しくは勝又清和先生の突き抜けないブログを読んでください。△4五角が詰めろになるカラクリも丁寧に解説されている。▲6二金でもダメということはずっと後手が良かったということになるだろうか。


互いに秘術を尽くした攻防、非常に見ごたえのある一番だった。しかし、名人の将棋はどうして毎回劇的な展開になるのだろう。

これで白組優勝の羽生善治名人と紅組優勝の藤井猛九段が挑戦者決定戦を戦うことになった。藤井九段には久々のタイトル獲得へ向けて頑張ってほしいし、昨年の挑決以来対戦のない羽生広瀬戦も見たい。

注目の羽生藤井戦は6月13日(月)に行われる。できれば藤井九段の先手で「藤井矢倉」を見てみたいがどうなるか。
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[ 2011/05/29 10:00 ] 王位戦 | TB(0) | CM(0)
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