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羽生名人2連勝 第69期名人戦第5局 森内vs羽生 

羽生名人、カド番から2連勝 将棋名人戦第5局(asahi.com)

森内俊之挑戦者の3勝1敗で迎えた第5局。結果は106手で羽生善治名人が勝ち、2勝目を挙げ防衛に望みをつないだ。

戦型は横歩取り、先手が中座飛車拒否の(旧)山崎流で、後手が△8四飛と引く出だしとなった。昨年の名人戦第3局(▲三浦△羽生)、竜王戦第5局(▲渡辺△羽生)でも現れた形だ。33手目の局面で前例は7局、なんと後手が一局しか勝っていない。しかもその一勝は羽生が昨年の名人戦で挙げたもの。先手の分が良い形に羽生名人がどのような対策を見せるかが注目された。

封じ手から数手進んで後手羽生名人が△2六銀と出たのが本局最も驚いた一手。
20110531森内羽生48手

▲1六歩と突かれたら銀挟みなので銀は引く一手と思われていた。そこから△3七銀成と突っ込んで銀桂交換で普通は先手良しとしたものだが、働きの悪い銀よりも桂馬を持ち駒にするほうが価値が高いと判断した羽生名人の大局観。結果的にはこの決断が功を奏し徐々に後手が指しやすくなった。「(銀桂交換なので悪いとは思わなかった)大局観が悪かったです」とは森内九段の感想。やはり△2六銀~△3七銀成を軽視していたようだ。△7四角~△6三桂(74手目)で飛車が捕獲され、後手が優勢となった。

森内九段も自陣角を打って抵抗したが、羽生名人は△5八歩成からの光速の寄せをみせ先手の粘りを振り切った。

詳しい解説と棋譜は名人戦棋譜速報をご覧ください。


2連勝で羽生名人が盛り返してきた。本局「先手番の森内」を破ったのは羽生名人にとって大きい。第3局を終えた時点では「4タテもあるか」という雰囲気だったが(正直私は5局目までに決まると思っていた)、番勝負の行方は分からなくなった。ここまで来ると史上3人目の「3連敗4連勝」もあるかもしれない。

第6局は1週間後の7日(火)、8日(水)、天童市の「天童ホテル」で行われる。

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[ 2011/06/02 06:30 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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