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第61回NHK杯 畠山鎮vs森けい二

「終盤の魔術師」森けい二九段が4年ぶりのNHK杯本戦出場。予選で飯島、小倉、佐藤義を破って3連勝、御年65歳にしてこの活躍は素晴らしい。対戦相手は「マモルは攻める」の畠山鎮七段。

戦型は後手森九段のゴキゲン中飛車、対して畠山鎮七段は持久戦を選び相穴熊の将棋となった。対局前のインタビューで「乱戦にしたい」と語っていた森九段、序盤△3三角と上がることが多いところで△6二玉(10手目)として▲2四歩を誘ったが、畠山は挑発に乗らず▲7八玉。結局よくある形となった。

個人的な感想を言えば、この相穴熊は居飛車がすごく堅いので居飛車持ち。後手は「ゴキゲン」な感じがしない。攻めの主導権を後手が握っている(いつでも△7五歩がある)ので後手もやれるということなのだろうか。それにしても、四枚の穴熊は堅い。本局も後手がと金を作って穴熊を崩しにいったが、一枚剥してもまだ堅い。

中盤の駒組が長かったが、後手が8筋と9筋両方の歩を伸ばしたのはどうだったのだろう?確かに8六の角が邪魔だったが、後に8四の空間に香車を打たれてしまった。

後手はと金を作ったのだが先手が四枚穴熊なので一枚剥がしてもダメージは少ない。対して先手はじっと▲7五歩~▲7四歩(101手目)と伸ばして攻めの拠点を作る手が間に合った。▲7三銀と打ち込んで攻めが切れなくなった。以下、畠山七段が棋風どおり細い攻めを繋げて優勢、しかし魔術師も怪しい粘りを見せる。

森畠山001

最終盤、後手は7五の桂で6七の金を取ったが、この瞬間先手玉はゼット(絶対詰まない形)。▲7二竜からばらして▲7四銀(151手目)以下後手玉は一手一手となり、森九段の投了となった。

解説の南九段によれば△6七成桂で竜を取っていればまだ難しかったとのこと。しかし二枚飛車を持たれても▲6九歩があるし、▲7五香と桂馬を取って次の▲8四桂が厳しい(~▲9三銀で受けなし)ので、竜を取っても依然として先手優勢だったのではないだろうか.



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森 けい二

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↑終盤強化の定番ですね。
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[ 2011/06/20 06:30 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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