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7月24日 NHK杯 山崎vs牧野

NHK杯優勝経験を持つ山崎隆之七段に、私が勝手に「詩人牧野」と呼んでいる牧野光則四段が挑んだ一局。なぜ「詩人」かというと、「将棋世界」誌の四段昇段の記で詩を寄稿してたから。ここ何年かの「昇段の記」の中では最も衝撃的な文章だったと思う。

将棋は一手損模様の出だしから先手の牧野が5手目に角道を止めて矢倉戦となった。後手の山崎七段が一手損角換わりを得意としているので、それを警戒したのだろう。後手も飛車先不突きにできるので不満ないと思う。

後手は5三銀を早めに決めてから三手角(3三→5一→7三角)。攻撃的に行くなら△8四角から△6五歩を狙うが、山崎は△7三角型で△6二飛から6筋を交換する。これは攻めというよりも先手の駒組みを牽制する意味合いが強い。

6筋を交換してから穴熊に組み替えたのが現代的。固めるというよりも位の圧力から遠ざかるための穴熊。▲2五歩型なので▲2五桂からの端攻めもない。だが、このあたり解説の畠山鎮七段は先手持ち。後手からの攻め方も難しいというのがその理由のようだ。

畠山七段が言うように先手も悪くなかったと思うのだが、もたもたしているうちに後手に4筋から反撃されて劣勢になった。下図△4五歩(66手目)と強引にこじあけていったのが好手で▲4五同歩は△同銀▲同桂△同飛から飛車を横に使って後手優勢だ。


実戦は2筋を突き捨ててから▲4八飛と回って辛抱したが、△8五桂以下後手の攻めが続いて、やはり山崎優勢となった。

厳しい攻めを続けて山崎七段が快勝。牧野四段は良い所が出せないまま終わってしまった。初勝利は次回に期待しよう。

勝った山崎隆之七段は2回戦で森内俊之名人と対戦する。こちらも非常に楽しみだ。



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[ 2011/07/25 06:50 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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