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8月7日 第61回NHK杯渡辺vs豊島

2回戦第1局は優勝候補同士、1回戦で佐藤天彦六段を破った豊島将之六段と渡辺明竜王の対戦となった。このブロックは今大会屈指の激戦区、「死のブロック」と言っても良いだろう。

後手の渡辺竜王の2手目△8四歩から角換わり腰掛け銀の将棋となった。後手の対策は6筋位取り。△6四角を見せて先手の攻めを牽制し、悪くても千日手に持ち込む狙いがある。昨年の竜王戦七番勝負第6局(vs羽生戦)もこの形だった。

手待ち合戦となったが、先手が▲4五歩から打開する。対して△9五歩(58手目)と端を絡めていったのが渡辺テイスト。このように端、玉頭の歩を突き捨てての鋭い反撃が渡辺将棋の特徴だと思う。△9六歩と垂らして味をつけてから再び受けに回る。なんとも巧妙な手順だ。

中盤から終盤にかけて、相居飛車戦らしく互いに一歩も引かない将棋となった。金取りを放置して▲6九飛から飛車を成りこんだのには驚いた。端攻めから▲3一銀が厳しそうに見えるが、後手玉は飛車の横利きが強くすぐには寄らない。この辺り、先手はやり過ぎだったのかもしれない。

終盤、後手の攻めがやや細いと思われたが、△6五角(124手目)という手があった。

▲6五同銀と角を取ると△同銀が詰めろになってしまう。そこで▲6七金と受けても△7六歩の追撃が厳しいか。実戦は▲5三竜、と竜を逃げたが、△7六金以下一気の寄せが決まった。

激しい攻め合いを最後に制したのは渡辺竜王だった。期待の若手相手に上位者の貫禄を見せつけ、3回戦進出。今年こそは優勝してほしいですね。

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[ 2011/08/08 23:25 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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