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8月16日 竜王戦挑決第1局 丸山九段vs久保二冠

今期竜王戦の挑戦者決定戦三番勝負は1組優勝の丸山忠久九段対1組2位の久保利明二冠の対戦となった。どちらが勝っても初の竜王挑戦である。
先手久保二冠の3手目▲7五歩に丸山九段は角交換作戦。△8八角成▲同銀に今までは△2二銀が多かったと思うが、本局は△5四歩。▲5五角を防ぎつつ、銀を4二→5三と使っていく含みがある。(参考:今期銀河戦▲菅井△丸山戦)

この4手目角交換は△4五角と打つ筋を含みにして先手の石田流を牽制する作戦だが、それでも久保二冠は▲7四歩(7手目)と突いていった!後手が「石田流にさせないよ」と言っているにもかかわらず、何が何でも▲7四歩突くという強情な手だ。

実戦、丸山九段は△7四同歩と取らずに△6二銀と上がった。(棋譜に感想戦のコメントが追加され、△7四同歩のときの進行例が示されている)本譜でも、▲7三歩成△同銀で後手が手得なので不満のないところだろう。以下、相居飛車の力戦調の将棋になった。

先手は低く構えて金銀四枚で固め、後手は駒落ち上手のような陣形。中段玉から入玉を狙う。こういう将棋は丸山九段の得意とするところ。後手が4三玉(78手目)と上がった局面、先手は2四に作った拠点を払われそうで、△1五歩からの桂頭攻めもあり苦しそうだ。しかし、▲2三歩成(85手目)の成り捨てから先手が上手く攻めをつなげ、形勢は先手のほうに傾く。感想コメントによれば、玉を上がったところでは△1五歩~△3四金で2四の歩を払うことを優先したほうが良かったようだ。

最後は入玉寸前のところで後手玉を仕留めて久保二冠の勝ち。こういう居飛車の力戦でも勝てるのが久保さんの強いところだ。熱戦を制し、竜王挑戦に一歩前進。

第2局は8月31日に東京将棋会館で行われる。





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[ 2011/08/17 23:07 ] 竜王戦 | TB(0) | CM(0)
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