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『出だし4手で知る石橋幸緒の将棋レシピ』

出だし4手で知る石橋幸緒の将棋レシピ―知ると、もっと楽しい将棋・序盤の指し方出だし4手で知る石橋幸緒の将棋レシピ―知ると、もっと楽しい将棋・序盤の指し方
(2011/05)
石橋 幸緒

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今更ながら読んでみた。

駒の動かし方を覚えた初級者から初段を目指すぐらいのレベルの人向けに序盤の指し方を解説した本。
具体的な戦法よりも指し手の意味の解説に重点を置いているところが特徴だ。
今の将棋の本は、駒の動かし方を教えた入門書は多くあるものの、その次のステップとなるといきなり難しい定跡書へと飛び、その間を埋める入門書は少ないのが現状です。これではギャップがあり過ぎ、初級者は分からないままムリやり、定跡を覚えさせられることになってしまいます。(本書「はじめに」より引用)

駒の動かし方を覚えたら、次にすることは定跡を覚えることと言われるが、いざ定跡を覚えても形が変わると対応できないことが多い。
無理矢理定跡を覚えるよりは、指し手の意味、考え方を身につけたほうが上達は早い。

この本は、なぜ初手は▲7六歩なのか、▲2六歩なのか、そういうところから親切丁寧に説明しているので初級者でも分かりやすいはず。基礎基本の考え方から理解することができると思う。

また、オープニングの4手に焦点を当てたのが本書のセールスポイント。序盤の4手で戦型が絞れることを詳しく解説した本はこの本が初めてだと思う。
第4章「将棋は出だしの4手で戦法が決まる」で、出だし4手のパターンとパターンごとの「予想される戦法」を解説している。オープニングの4手によってどういう戦型になるか、そして、自分の指したい戦型に誘導するには4手目までにどう指せば良いかがここを読めば分かる。

難点は値段が若干高めなのと、ライターの文体がちょっと合わなかったところ。石橋さんが書いたのか、別のライターが書いたのか分からないが。

編集でもっとコンパクトにまとめられたような気もする。駒の動かし方や囲い方は端折っても良かったと思う。あとは、2手目△3二飛、角交換振り飛車などの最新形が紹介されていないので上級者からすると物足りないところはある。

しかし、内容自体は良い本なのでそこら辺が気にならない人には向いていると思う。

「観るファン」で、そろそろ戦型も覚えたいという人にもオススメ。出だし4手のパターンを知れば戦型予想もできるようになる。そうなるともっとプロ将棋観戦が楽しめるようになるだろう。
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[ 2011/11/19 08:30 ] 書籍レビュー | TB(0) | CM(0)
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