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竜王戦第4局 渡辺竜王防衛に王手!

棋譜:渡辺明竜王 対 丸山忠久九段

第4局は大方の予想通り角換わり腰掛け銀の将棋となった。
後手は第2局に続いて6筋の位を取る作戦。△7四歩を突かずに専守防衛、千日手含みで待つ。

最善形を崩さず待つ後手に対し、先手は▲6九飛(45手目)~▲5九飛、そして再度の▲6九飛。このあたりは高度すぎて素人には難しい。Twitter解説にもあるとおり「手番を入れ替える高度なテクニック」である。両者ともに序盤から神経を使う展開となった。

封じ手の局面、▲4五桂(69手目)から先手が攻撃開始。端を突き捨ててから▲2六角で香車を入手し先手の攻めが好調に見えた。控室も先手持ちの声が多かったようだ。しかし攻めをつなげるのは容易ではなかったようで、ギリギリつながるかもしくは千日手という状況で終盤戦を迎えた。

丸山渡辺4_001

上図は後手が三段ロケットを設置した局面。
▲7五銀と受けておけば千日手の可能性があったが、それを良しとしなかったか、丸山九段は▲3二銀と勝負に行く。以下一直線の攻め合いになったが最後△5一桂の中合いがピッタリ。

丸山渡辺4_002

5一の桂馬を取れば△6四角から詰んでしまう。▲2三歩成(129手目)は形作りで、△5三角以下桂馬が6三に利いているため先手玉は即詰みとなった。

中盤以降は先手が上手く攻めているように見えたが、竜王が正確な受けできっちり余したという印象。最後は穴熊の遠さが生きた、ということになるだろうか。

角換わりの将棋でスペシャリスト相手に2戦2勝は凄い。渡辺明竜王が8連覇へ大きく前進した。

以下余談。
本シリーズ食事の内容では渡辺竜王を圧倒している丸山九段だが、2日目の朝からふぐちりを食べたのには驚いた。さすがに「指し過ぎ」ではないかと思ったが、これが丸山流なのだろう。昼間は鰻重のうなぎの枚数を増量し、おやつはパパイアマンゴーを連投、前局同様健啖家ぶりを見せてくれた。

夕方前の軽食は第3局に引き続きカツサンドかと思ったが、レーズンパンとKitkatだった。
kitkatは「きっと勝つ」とかけて出されたのだろう。旅館側の粋なサービスだったが、験担ぎが実らなかったのは残念。次こそは「きっと勝つ」といきたいところだ。一観戦者としては、5局で終わってしまうのは寂しい思いもあるので、丸山九段には何とか踏ん張ってほしい。

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[ 2011/11/27 07:30 ] 竜王戦 | TB(0) | CM(0)
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