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第61回NHK杯3回戦 丸山vs木村

この2人は佐瀬門下の兄弟弟子。兄弟弟子といっても普段は交流はないはずだが、木村さんが奨励会三段時代に丸山当時六段に将棋を教わる機会があったそうだ。
そのとき丸山さんから「30秒将棋ですぐ手が見えても28秒まで考えて指さなくてはいけない」とアドバイスをもらったという。丸山九段のプロ意識が垣間見えるエピソードだと思う。

変則的な出だしから丸山九段が横歩を取らず相掛かり→ひねり飛車の将棋になった。
後手は中段に飛車を構えてから8二に飛車を引いているので1手損だが、手損はそれほど影響ないということなのだろう。通常のひねり飛車と異なるのは、後手が2筋に歩を打たずに頑張っているところ。これがどう影響するか。

後手は4筋の位を取って金銀を盛り上げ、先手は左銀を2六まで持ってきて▲2七銀から銀冠を目指す。
丸山木村001
図は▲5七角と上がって7五銀を受けたところだが、ここで木村八段は△4六歩と突き捨てる。▲4六同歩は角道が止まるので△2五歩▲同銀△2四歩がある。

実戦は▲4六同角と取って以下△7五銀▲8九飛△7六歩▲6五桂と進んだ。
▲6五桂があるので桂馬は死なないのだが、桂交換してからの△6五桂(74手目)が厳しく後手優勢。

△4六歩はせっかく取った位を放棄してしまうので考えにくい手だったが、好手だった。

終盤、丸山九段が必死の食いつきを見せたが明らかに足らない。△2三金(102手目)が決め手となった。
丸山木村002
投了図以下▲3七同玉は△4五桂▲2六玉△2四金(△3五銀以下の詰めろ)で受けがない。▲3九玉は△3八竜で詰み。

木村八段は意外にもNHK杯は3年連続で初戦敗退だったが、今期は波に乗って優勝まであるかもしれない。


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[ 2011/12/19 07:11 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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