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12月21日 棋聖戦、藤井九段快勝!

blogのトップがいつまでも暗い話(電王戦)なのもアレなので明るい話題で更新。

順位戦6連敗スタートでファンを心配させていた藤井猛九段だが、このところ復調の兆しがみられる。現在3連勝中で、しかも内容が良い。

先日21日(水)の棋聖戦二次予選、vs北浜健介七段戦は将棋連盟モバイルで中継されていたが、藤井先生らしい勝ち方で将棋も面白かった。

藤井九段が先手で角交換型の四間飛車を採用した。角交換から▲9八飛・▲7八銀の形は前例があるが奇妙な形。なんとも独創的な駒組みである。前例の▲藤井△先崎戦では、後手が8筋の交換を避けたのだが、北浜七段は果敢に踏み込む。
藤井北浜001

飛車先を交換してきたのに対して、▲8七歩では後手の言い分を通してしまう。▲7七角もあるが△同角成▲同桂に△8九角が気になったようだ。歩を打たず▲7九金!で頑張る。しかし、△8八歩にはどうするのだろう?本当に大丈夫なのか?と思ってみていたが、北浜七段は長考の末△3二玉と自重した。

△8八歩は▲7七桂△8九歩成▲同金に角を切っていくことになるが、後手は角を切ると2二の銀が離れ駒になってしまう。先手からは▲5五角が両取りになる反撃があるため、北浜七段は踏み込めなかったようだ。この辺の水面下の変化は中継の棋譜コメントが詳しい。難解な変化だが最善を尽くせば先手が良くなるようだ。

△3二玉は一番無難な手だが、先手も飛車を8筋に戻して攻めに参加させることができた。こうなれば先手不満がない。

その後も細かくポイントを重ねた藤井九段が優勢を築き、87手で快勝。

藤井九段、今年最後の対局を白星で締めくくった。
この勝利は藤井ファンにとって最高のクリスマスプレゼントとなったのではないでしょうか。

今年は順位戦降級、B1で6連敗と良くないことが続いたが、来年は心機一転頑張ってほしい。また大舞台での活躍が見たいですね。

※棋譜と詳しい解説は日本将棋連盟モバイル(http://www.shogi.or.jp/mobile/)でご覧ください。


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[ 2011/12/24 08:00 ] 棋聖戦 | TB(0) | CM(0)
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