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NHK杯3回戦 畠山vs三浦 横歩取り4一玉

研究家で知られる三浦弘行八段と、「マモルは攻める」の畠山鎮七段の対決。

戦型は横歩取り。16手目は△3三角と上がる△3三角戦法が多いが、後手の三浦は角を上がらずに△4一玉と寄る。

△4一玉に▲2四飛なら乱戦となる。△7六飛or△3八歩▲同銀△8八角成▲同銀△3三角▲2一飛成△8八角成・・・昔からある定跡で『将棋世界2月号』の「新・イメージと読みの将棋観」でも取り上げられている。やや先手良しがトッププロの見解か。しかし三浦さんは独自の研究を用意していたのだろう。狭い変化を深く研究するのが三浦流である。

実戦、畠山七段は△4一玉に▲5八玉と穏やかに囲う順を選んだ。

△7五歩から飛車角総交換の激しい戦いとなった。
▲8二飛は駒音高く打ち下ろされた。畠山は形勢に自信を持っているようだ。
解説の山崎隆之七段曰く「畠山さんは駒音に出るタイプ。形勢に自信があるときは(駒を下ろすまでの)滞空時間が長い」
そんなところも見ているのか、山崎くん(笑)山崎七段の解説は素直に色々と喋ってくれるから面白い。

▲8一飛成(39手目)に△9二角(竜取りと△4六桂)があって困ったかと思ったが、▲5五角の返し技があった。後手は序盤で2二銀上がっていないためこの両取りが成立してしまう。

▲4四桂(55手目)が厳しかった。4三の地点が空くと中原囲いは脆い。△4四同歩に▲3二香成以下後手玉は一気に寄せられてしまった。その前の△6五桂はぬるい手に見えたが、他に代わる手もなくここでは先手が勝勢なのだろう。

67手で畠山七段の快勝。三浦八段は△4一玉▲2四飛以下の狭い変化に誘いたかったのだろうが、じっくり囲われてあまり上手くいかなかったという印象。
研究は不発に終わったが、またこの△4一玉作戦はどこかで出してくるかもしれない。

畠山鎮七段はA級棋士2人を破って初のベスト8進出となった。次の相手は木村一基八段。


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[ 2012/01/17 07:30 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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