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C級2組9回戦 阿部健治郎五段昇級

名人戦棋譜速報
昇級争いに関係するところだけ結果と感想。

澤田真吾四段(4勝5敗)●-○阿部健治郎五段(9勝0敗)
横歩取りの将棋で、後手の阿部五段が△5二玉型を選んだ。中盤手詰まりになり局面が動いたのは23時過ぎ。順位戦らしいスローペースの進行となった。先手が打開してきたところを的確に咎めて阿部健の完勝。順位が良いため他の結果を待たずに昇級が決まった。

阪口 悟五段(5勝4敗)●-○菅井竜也五段(8勝1敗)
振り飛車党対決ということで相振りを予想したが、本局は阪口五段の3手目▲7五歩に菅井五段が居飛車。▲7四歩を突き捨ててから▲5八玉と上がる定跡形。菅井五段にとってこの形は久保二冠との研究会などで経験豊富だろう。
後手が自陣にと金を残したまま飛車交換に応じたところ、そして金取りを手抜いて”と金”を作ったところが印象に残った。この奔放な指し回しはなかなか真似できない。
2枚のと金攻めが思いのほか厳しく、後手の勝ちとなった。

中村太地五段(9勝0敗)○-●岡崎 洋六段(3勝6敗)
先手の横歩取りに後手岡崎の△8二飛戦法だったが、持久戦になって先手の作戦勝ち。後手は歩損だけが残ってしまった。プロだとこの作戦は勝ちにくいと思う。中村太地五段の快勝。

遠山雄亮五段(3勝6敗)●-○船江恒平四段(9勝0敗)
この将棋は二転三転、いやもっと逆転していたかもしれない。大熱戦だった。ぜひ並べてほしいです。
最後はまさかの結末だったが、長時間戦ってきた人間らしいミスだと思う。
いかにも人間同士の将棋。だからこそ面白いとも言える。
これを「名局」と呼ぶことには賛否両論あるかもしれないが、私にとっては忘れられない一局となった。最後まで観ていて良かったと思う。
両対局者ともお疲れ様でした。


↑△4六銀に▲7一角が痛恨の失着。△1五銀以下トン死。▲1六歩なら先手に分があったようだ。

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【9勝0敗】阿部健(5=昇級)、中村太(20)、船江(41)
【8勝1敗】菅井(6)

昇級は阿部健治郎五段が決定。残り2枠を全勝の中村、船江、1敗の菅井が争う。
9勝1敗でも上がれないとなると、これは53期の深浦康市、佐藤秀司以来54期の大島先生以来ですね、訂正。
最終戦、中村太地五段は伊奈六段と、船江四段は勝又六段と、菅井五段は吉田四段と対戦する。
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[ 2012/02/16 07:30 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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