スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

NHK杯準々決勝 渡辺竜王vs菅井五段

ここまで快進撃を続けてきた菅井竜也五段が渡辺明竜王に挑んだ一局。

ゴキゲン中飛車vs超速3七銀で中飛車側が△4四歩(16手目)を突く「菅井流」の将棋になった。最近大きな所で沢山指されていて、有名なのは王将戦第1局の▲佐藤△久保、A級順位戦の▲羽生△久保がある。

歩損だが、目標となっている角を捌いて乱戦に持ち込めば戦えるというのが後手の主張。馬を作るところまでは前例があり、朝日杯の▲行方△菅井戦(1月20日)がある。実戦例があるということで序盤は超ハイペースで進んだ。
飛車を回って3筋から逆襲するのが後手の狙い。

▲3七桂(47手目)は自然な手だが、桂頭が目標になってしまった。なので先に▲3六歩が無難だった。でもせっかく3筋を交換したのにここに打たされるのは癪な気がする。


桂頭を攻められ渡辺苦戦。しかし△3五歩に▲6八金右(55手目)が渡辺竜王らしい一着。戦いながら自陣を引き締め細い攻めをつなげて勝つのが渡辺将棋だ。続いて▲7五歩(59手目)でコビン攻めをみせる。右の桂馬は取られそうだが玉頭から反撃すれば居飛車も戦えそうだ。

▲7五歩に後手は△5五歩と焦点の歩を打ったが、逆に攻めを呼びこんでしまった。▲5五同角から角を切って▲5三金の打ち込みが厳しい。こういう展開になると先手陣の堅さが生きてくる。渡辺の攻めが繋がり先手優勢となった。

後手もと金攻めで迫るが、先手の四枚矢倉がめちゃくちゃ堅い。

▲2五飛が決め手。角を5七に成るしかないが、5筋の歩が切れたことで▲5二歩が厳しい。93手で渡辺竜王の勝ちとなった。

序盤は菅井五段の作戦に嵌って苦戦を強いられた渡辺竜王だが、▲6八金右~▲7五歩と辛抱して相手のミスを誘ったのが巧かった。玉を固めて攻めを的確に繋げる竜王らしい将棋だった。

これでベスト4が出揃った。羽生、渡辺、久保の二冠×3に畠山鎮七段の4人。畠山さん以外は順当という結果でしょうか。(畠山先生ゴメンナサイ><)来週は渡辺久保戦が放送される。

関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2012/02/27 07:51 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL