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第5期マイナビ女子オープン第2局 上田2連勝

棋譜→上田初美女王対長谷川優貴女流二段

穴熊を得意とする上田初美女王相手に長谷川優貴女流二段がどのような作戦を用意するか注目したが、なんと▲7六歩△3四歩▲5六歩からの「大野流向かい飛車」だった。これは昔からある角交換型の振り飛車で大野源一九段や大内延介九段が得意としていた作戦である。

コメントによると、長谷川さんはこの作戦を師匠の野田六段と研究してきたとのこと。対して上田女王は初めて指す形なので戸惑ったようである。

女王にとって不慣れな形ということで、序盤は振り飛車側に主導権を握られてしまう。△6四歩~△6三銀は少し欲張った手で、囲いを優先するほうが良かったと思う。▲8五歩△同歩▲同飛から飛車交換を迫ったあたりは振り飛車ペース。飛車交換に応じる手もあったようだが、女王は自信がなかったようだ。

△8三歩と謝らせて気分は振り飛車が良いが、ここからの指し方も難しい。端攻めはあるが簡単に良くなるわけではない。


▲8五桂に△4五歩(44手目)は強気な一手。▲7三桂成が見えてるだけに指しにくい手ではある。感想戦によれば▲7三桂成ならば先手十分だった。しかし長谷川さんは△4六桂が気になって指し切れなかったようだ。このチャンスを逃してからは形勢は居飛車に傾いていった。

想像だが、実は長谷川さんもこの形はあまり慣れてなかったのではないか。師匠との勉強の成果で最初のほうは上手くいったが、その後の崩れ方を見るとそんな気がする。

対して上田女王は不慣れな戦型でも終始冷静だった。序盤も仕掛けの隙を与えたとはいえそんなに悪くはなかったし、中終盤は相手の攻めを丁寧に面倒見て貫禄勝ち。中盤以降は2人の力の差が出た将棋だった。

この2局の内容を見ると女王の防衛は間違いなさそうですね。第3局長谷川さんにはなんとか一矢報いてほしい。


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[ 2012/04/21 09:13 ] 女流 | TB(0) | CM(0)
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