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NHK杯に佐藤紳哉六段が登場

棋界屈指のツケ面、じゃなかったイケメンの佐藤紳哉六段が11年ぶりにNHK杯に登場。対戦相手は昨年度年間最多勝の豊島将之七段(収録時は六段)でした。
四段に上がった頃から砂糖のように甘いマスクで将棋界のキムタクを目指していた紳哉さんですが、いつの間にか狩野英孝的な色物キャラとなってしまいました。頭髪も見事に後退して・・・(以下略)

その紳哉さんが今回久々に登場ということで期待して見てましたが、若返ってるじゃないですか!特に上のほうが。
服もオサレなの着てて似合ってる。黒のジャケットにインナー、ネックレスですか。オシャレ番長の天彦さんも褒めてましたね。
そして対局前のインタビューで思わず笑ってしまいました。



-豊島六段の印象はいかがですか?
豊島ぁ?強いよね。序盤、中盤、終盤隙が無いと思うよ。だけど、俺は負けないよ。
-本局への抱負をお願いします
えー、こまだ、駒たちが躍動する俺の将棋を皆さんに見せたいね。

なんというか、プロレスの煽りみたいwそれなのに棒読みでしかも噛んじゃってるのが何ともいえないですね。

最初のインタビューで笑わされましたが、対局中は真面目にやってました。そりゃ当然ですね。鬼のような形相で盤に向かう紳哉さん。初めて見た人は顔芸なのかと思ったかもしれないけど、順位戦とか見てるといつもあんな感じなんですよ。本当に絵になる棋士だと思います。

今日みたいに黙って対局に没頭していればカッコいいのにもったいない!

さて肝心の将棋の内容ですが、豊島七段のゴキゲン中飛車でした。豊島くんは基本居飛車党なので紳哉さんは肩透かしを食らったと思います。

で、今流行りの「超速」になりましたが、美濃囲いを急いでからの△3二銀型が最近では珍しい形。5筋を交換して飛車を5二に引いたのはもっと珍しい。5一に引くほうが多いですね。
佐藤紳豊島001
実は豊島さんは逆を持って似た形を経験していました。少し前に携帯中継されてた▲豊島△今泉戦(2月21日、棋王戦)で、そのとき今泉アマは端を受けてましたが、本譜豊島さんは端を受けずに△4三銀から△4五歩を急ぎます。この構想が上手くいきましたね。対して居飛車は端の位の2手が緩手になってしまいました。△4五歩に備えるほうが良かったようです。△4五歩に▲同銀と取りましたが、この銀が立ち往生し先手が苦しくなりました。

意外な作戦選択でしたが、豊島さんは早指しということであえてこの戦型を選んだのでしょう。「長考派」の紳哉六段に対して時間を使わずに指していたのもしたたかでした。感想戦では▲5六歩(53手目)が最後の敗着とされてましたが、このとき紳哉さんの考慮時間は残り1回しかなく、対して豊島くんは残り10回、最初の15分も使いきっていないという状況。持ち時間の差も大きかったですね。

終始落ち着いた指し回しで豊島くんの快勝。相撲に例えると、気合十分でぶつかってきた相手を立合いで軽くいなし、両廻しガッチリ掴んで万全の寄り切り、という感じでしょうか。

可愛い顔してあの子わりとやるもんだね!

豊島七段の戦略家としてのしたたかさを感じた一局でした。事前インタビューでは優勝目指すと言ってましたね。ぜひ頑張ってほしいです。

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[ 2012/04/23 07:30 ] NHK杯 | TB(1) | CM(0)
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[2012/05/02 02:38] まとめwoネタ速neo