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A級順位戦3回戦 谷川vs羽生

名人戦棋譜速報
これが公式戦通算162局目(歴代3位)となるゴールデンカード。羽生二冠は本局に勝てば対谷川戦100勝となる。かつてはタイトル戦で何度も顔を合わせた両者だが、近年は谷川九段の不振もあって対局数が激減。谷川先生が最後に勝ったのは2006年のA級プレーオフで以来9連敗中だった。

将棋は谷川九段が先手で横歩取り。後手の中座飛車に対して先手は▲6八玉・3八銀型を選んだ。タイトル戦でも何度も指された定跡形である。最近では7月29日の大和証券杯最強戦▲郷田△羽生戦がこの形だった。(72手目まで同一)
関連記事:"ネット将棋最強戦 郷田棋王vs羽生二冠"

大和証券杯では72手目△2四馬に▲4四歩△同歩▲5六角だったが、本譜谷川九段は▲2三歩。これも前例(2005年棋聖戦、▲羽生△三浦)がある。

谷川羽生A級002
△7六桂(94手目)から桂交換して△4六桂では後手が苦しいかと思った。▲6八金とかわして先手玉が堅く、3八の銀を取っても大したことがない。次に▲6四歩(99手目)からの玉頭攻めが厳しく「先手勝勢」と言われていたが、ここから先手が勝ちを逃し形勢は混沌としてくる。

谷川羽生A級001
△8六歩(112手目)が急所で、先手玉も危なくなってきた。谷川九段は△8六歩を手抜いて▲7四銀△5三玉▲3二と、と寄せにいったが、△8七歩成▲同玉に再度の△8六歩が厳しく逆転してしまった。△8六歩には素直に▲同歩と取って先手勝ちだったらしい。△8七歩~△8八飛には▲7七玉とかわせば先手玉は寄らなかった。

逆転してからの羽生二冠の寄せは圧巻。あっという間に寄せ切ってみせた。

感想戦のコメントを読むと先手が2度勝ち筋を逃していたようである。見た目以上に難しかったと思うが、先手が渡辺竜王や森内名人だったらどうだったか。勝ちを逃さなかっただろうなとは思ってしまう。

これで羽生二冠は三浦八段と並んで3連勝。A級順位戦の連勝記録も18に伸ばした。この連勝はどこまで続くのだろうか。

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(2012/07/30)
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[ 2012/09/15 22:03 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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