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NHK杯2回戦 豊島vs畠山鎮

「豊島、強いよね?」の豊島将之七段と「マモルは攻める」の畠山鎮七段の対戦。共に関西勢同士の対戦だ。畠山七段は長年関西奨励会の幹事を務めていた。そのとき奨励会員だったのが対戦相手の豊島と解説の稲葉。礼儀作法等にも厳しい幹事だったらしい。

後手の畠山七段の2手目△8四歩から角換わり腰掛け銀の将棋になった。後手の作戦は6筋位取り。渡辺竜王が竜王戦で連採し注目されている形だ。対して先手も▲4五歩と4筋の位を取る。互いに位を取るのは珍しい。


豊島の▲7五歩(45手目)は手渡しに近い手。相手に有効な指し手がないことを見越している。この手に対して畠山は△6四角と打ったが▲7四歩と突かれて後手が困った。△同歩に▲4一角から馬を作ることができる。△7二飛と守っても▲6五銀がある。

▲6四角(71手目)からもう一枚馬を作って先手がはっきり優勢となった。これは完封もあるかと思ったがここから畠山があやしく粘る。△8七歩(80手目)▲同玉に△7五歩。歩を使ってアヤをつける。後手に食いつかれて先手も楽観できる形勢ではなくなった。


最終盤、6五の角をどかすために▲7五金と打ったが、△7七歩成▲9七玉△9五歩▲7七銀△同成桂で先手玉は必至。130手で畠山七段の逆転勝ちとなった。感想戦の時間がなかったが、▲7五金では▲9七玉と早逃げしたほうが良かったと思う。先手が残していたと思うのだが・・・

豊島さんにしては珍しく終盤乱れたが、それよりも間違えさせた畠山七段の粘りが見事だった。対局前のインタビューで畠山は「闘争心を一手一手に込めて戦いたい」と答えていたが、まさにその通り、勝ちへの執念が伝わってくる将棋だった。
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[ 2012/09/17 08:30 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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