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第60期王座戦第3局

王座戦中継Blog

1勝1敗で迎えた第3局。後手渡辺王座の2手目△8四歩から矢倉模様の出だしとなった。後手の作戦は△5三銀右からの急戦矢倉。第1局でも採用した作戦を再びぶつけてきた。2局続けて急戦矢倉だったのは、定跡形の相矢倉(▲4六銀・3七桂)は後手が苦しいという事情もあるだろう。見てるほうからするとガチガチの定跡形よりもこういう将棋のほうが面白いけどね。

棋譜→第60期王座戦五番勝負 第3局 渡辺明王座 対 羽生善治二冠
第1局は△8五飛と中段に飛車を引いたが、本局は△8二飛と深く引いて雁木に組み替えた。△6五歩に対しては取らずに▲5九角と引く指し方もあったが、羽生二冠はあっさり▲同歩と取る。銀桂交換になるが桂の活用を優先した。

羽生渡辺王座360_001
後手は△4五歩を突かずに端から角を活用しようとしたが、羽生二冠の▲2四歩(51手目)~▲1六桂が思った以上に痛かったようだ。最後まで角が使いにくくなってしまった。

羽生渡辺王座360_002

夕休明けの局面、控室では千日手説も出ていたようだが▲9五金が決め手となった。飛車を逃げているようでは駄目なので切って攻めていったが、先手玉は上部が広く寄らない。99手で羽生二冠の勝ち。完勝だった。

最後はこの2人にしては珍しく一方的な内容になった。後手の構想に問題があったのかもしれないが、ここまで差がつくとは思わなかった。羽生二冠の強さが際立った一局だった。中盤じっと玉を入城して手を渡した▲8八玉(57手目)、そして終盤の▲9五金(79手目)が特に印象に残った。

これで羽生二冠は王座奪還まであと1勝に迫った。これまでタイトルを失冠したことがない渡辺王座だが、今回はさすがに厳しそうだ。個人的にはフルセットまで見たいが、この流れだと次の第4局で決まるだろう。仮に羽生二冠が第4局負けたとしても連敗するとは思えない。今の羽生さんの勢いは誰にも止められそうにない。

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[ 2012/09/20 21:17 ] 王座戦 | TB(0) | CM(2)
1つ勝っただけで流れが変わりましたね
7手損しようが勝負事は勝つことが大切ですねー
[ 2012/09/21 11:00 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> 1つ勝っただけで流れが変わりましたね
> 7手損しようが勝負事は勝つことが大切ですねー

コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、第2局の1勝は大きかったですね。
[ 2012/09/22 09:28 ] [ 編集 ]
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