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相棒第8話「棋風」感想(※ネタバレあり)

5日(水)に放映された「相棒」はコンピュータ将棋がテーマでした。
ストーリー|相棒 season11|テレビ朝日
 勝つのは、人類の頭脳か、コンピューターの人工知能か!?
 注目を集める将棋界の時田名人(竹財輝之助)と将棋ソフトとの将棋電脳戦が実現した! 世紀の対局を前に、将棋ソフトの開発者で人工知能研究者の安西(木下政治)が、研究室で遺体となって発見されてしまう。切れた蛍光灯を取り換えようとしたときに転落しての事故死と思われたが、右京(水谷豊)は現場で不審な点を発見し…。

 将棋連盟会長・曾根崎(園田裕久)は、時田名人がコンピューターに負けてしまうのではないかと恐れていたとして容疑者として浮上。が、曾根崎は新聞社主催のパーティーに出席していたと写真を見せ、伊丹(川原和久)らにアリバイを主張するのだが…

右京と享(成宮寛貴)の捜査で事件は思わぬ方向へと展開していく…。


(以下ネタバレ)
最初は曾根崎会長と時田名人が犯人として疑われていた。だが、名人を事情聴取する中で捜査線上に一人の女性が浮上する。彼女の名前は坂口彩子=篠田彩子(演・高野志穂)

篠田彩子は安西の助手を務める女性研究者。彼女は旧姓坂口彩子でプロ棋士を目指したことがあり、三段リーグまでいって天才少女と騒がれた。時田名人とは奨励会入会が同期。彩子は三段リーグで時田の卑劣な盤外戦術に苦しめられる。結局プロになることはできず奨励会を退会。退会後は将棋界から姿を消し、元奨の経歴を隠して大学で人工知能を研究する道に進む。元三段であることを隠し続けるのは整形でもしない限り無理だろというツッコミはありますが。

研究資金に困っていた安西は曾根崎会長に八百長をもちかける。わざと負けるからそのかわりに2千万くれないか、と。一度は断った会長だが、金を用意する。その話を聞いた彩子は当然反対する。彼女は奨励会時代の時田の盤外戦術を恨んでいて、その恨みを晴らすために、名人を倒すためにソフトを開発していたのだから。ここまで来れば誰が犯人か分かりますね。取っ組み合いの末、安西が後頭部を打って死んでしまう。

そして電脳戦当日、彩子は48手目に「ソフト指し」ならぬ「人間指し」をしてしまう。だが、結果的に彩子自ら考えて指した手が敗着となってコンピュータ(METISⅢ)の負け。

時田名人は48手目が彩子が指した手だと気づいていた。時田は彼女の将棋が好きだったのだ。

水谷豊さん演じる杉下右京の締めの言葉が良かった
「将棋には『棋風』というものがあり、指す人の癖やこだわり、信念が現れる。彼女の場合相手が誰であろうと真っ向から勝負する棋風でした。彼女は自らの棋風から逃れられなかったのでしょうね」

では、コンピュータに「棋風」はないのか?
「棋風」の定義が単に指し手の特徴であるならば、コンピュータ将棋にも「棋風」はある。攻めが強いソフト、受け重視のソフト、駒得を重視するソフト・・・色々ある。それはチューニングによって変わる。次の第2回電王戦では5つのソフトが出場するので各ソフトの個性の違いに注目してみると面白いだろう。

だが、人間の意思とか感情のようなものはコンピュータ将棋からは感じられないと思う。指し手の意図、信念、感情が棋譜に表れるのが人間の将棋の魅力なのかなと。右京が言いたかったのはそういうものを含めた広い意味での「棋風」なのだと思う。

将棋ファン的にはツッコミどころが多かったが、面白かった。ドラマなので設定が多少現実的でなくても仕方ないと思うが、盤駒だけは何とかならなかったかな。せっかく増上寺でロケしたのに盤駒が安っぽいのはもったいない。
ミステリーとしては粗っぽい作りだったかな。だけど、人間ドラマとしては良くできていると思った。

そういえばドラマの中の「電脳戦」は格闘技みたいな実況がついてましたね。ああいう演出を本番の電王戦でもやったら面白いなと思いました。プロ棋士はJT杯とかで実況つきの公開対局に慣れてるだろうし。

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[ 2012/12/07 07:20 ] 電王戦 | TB(0) | CM(0)
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