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NHK杯3回戦 三浦vs木村

三浦と木村は共に1973年度生まれの同学年。解説の野月七段も1973年生まれで、今日は同い年3人が揃った。

戦型は木村の2手目△8四歩から角換わり腰掛け銀。後手は△3三銀を早めに上がり、△7四歩を保留する専守防衛型を選んだ。△7四歩を突けば渡辺丸山の竜王戦でも指された▲2八角と打つ定跡に進む可能性が高かった。

△3五歩(38手目)が木村の工夫。▲同歩に△2四銀と上がって先手の桂頭を攻める。自玉頭から攻めるのでリスクも高いが、通常形と違って△7三歩型で角打ちの隙がないので成立するとみたのだろう。

三浦木村NHK001

▲8八玉(45手目)は疑問で、一回▲2八飛と回ったほうが良かった。本譜は△3六歩▲同金△2七銀不成で金をどこに逃げても△5九角がある。この角が部分的には受からない。これは先手しびれたか?三浦は▲3三歩成△同桂▲3五金とひねり出したが、これも△2六角の両取りがある。

これで後手が駒得となったが、先手も▲2五桂から▲3三角とぶちこんで攻めが続く。先手の攻めは細いのだが、後手も受け切るのは大変。▲3四金(69手目)と食らいつかれて切らすのは難しくなった。

三浦木村NHK002

▲4五銀上(93手目)まで来ると先手がはっきり優勢になっている。103手目の▲8四香が決め手。後手の飛車が8筋から逸れたことで△8六桂の反撃も利かなくなった。

以下、三浦が押し切って勝ち。最後は一方的な展開になってしまった。
△3五歩の仕掛けで後手が上手くやったと思ったが、実戦的には攻めてる先手のほうが勝ちやすかったのかもしれない。

後手は△2四金(58手目)が△3四金ならどうだったか。△3四金も▲6一角があるが、そこで△4三銀と受けてどうか。あとは2五の桂馬を取るところで一回△2六角と出たほうが良かったか。本譜は▲3七金が角出を防いで良い手だったと思う。

感想戦の木村先生はかなり悔しそうだった。「ガックシ、ガックシ」とボヤキを連発していた。見てて面白い感想戦だったけど、負けたのは残念。

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[ 2012/12/24 08:30 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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