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マイナビ女子オープンでLPSAが対局放棄

既報の通り昨日の第6回マイナビ女子オープン準決勝で石橋幸緒女流四段(LPSA)が里見香奈女流四冠戦を棄権し、不戦敗となりました。

"第6期マイナビ女子オープン準決勝の対局断念について"(日本女子プロ将棋協会)
"日本女子プロ将棋協会(LPSA)による マイナビ女子オープン対局放棄についての記者会見の模様"(日本将棋連盟)

この件については新聞各社が記事を書いていますが、日経のものが一番わかりやすく詳しいと思います。
→"女流将棋界で対局ボイコット騒動 プロ資格巡り対立" (日本経済新聞)

また、LPSAの記者会見はYoutubeで公開されています。


なお、記者会見の要旨は、"マイナビ女子オープン準決勝対局、断念の背景と経緯説明"にも書いてあるのでこちらも参照してください。

===============
まず、石橋さんが里見さんとの対局を放棄した件について。協会側の言い分も理解できる。米長会長時代の連盟から色々と不利益を被ったのも聞いている。だけど、対局をボイコットするのは悪手でしょう。私自身、里見石橋戦を楽しみにしていたので非常に残念だ。

対立の原因の1つは女流棋士資格の認定問題だった。独自の棋士認定基準を持つことができないのであれば、協会は連盟に従属的な立場になる。それでは「対等な」関係とは言えないだろう、というのがLPSAの主張。だが、連盟が言うように協会の基準のハードルが低いのであればそれは問題だと思う。協会が独自の基準を持つ権利はあるが、現実問題として認定の質を保てるのだろうか。

この問題は渡部愛さんのためにもできるだけ早く解決してほしい。個人的には日経の柏崎記者の私案が妥当なのかなと思う。↓

記者の私案をいえば、(1)将棋連盟が(特例として)渡部さんを「プロ」と認める。(2)LPSAがプロ認定基準をファンや将棋連盟にも認められるよう改善する、あるいは両者が共同の基準のもとに運用する。このあたりが落としどころではないか。


そして、LPSAの記者会見動画を見て驚いたのは、谷川会長就任後の連盟との交渉の話。書面で数回やり取りしただけだという。これがまともな「話し合い」と言えるのでしょうか?おそらく米長時代もそうだったのだろう。そんな状態で和解とかできるのだろうか。

本件に関するTwitterでの反応はLPSAに対して厳しいものが多い。やはり対局をボイコットするという行為は世間的には共感されないと思う。一方で「LPSAに厳しい意見が多いのは独立当初からの様々な軋轢を知らないファンが増えたから」と言う人がいた。果たしてそうだろうか?確かにそういう面はあるのかもしれない。だが、私はそれだけだとは思わない。過去の経緯を知ってLPSAを支持してきた人たちにもそっぽを向かれてしまうのではないか。

こんな醜い争いを続けているとファンだけではなくスポンサーも離れてしまうかもしれない。それが一番の心配。溝は深いのかもしれないが、お互い冷静になって妥協点を探ってほしいと思う。

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[ 2013/01/31 08:00 ] 女流 | TB(-) | CM(-)