スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

三段ロケット(NHK杯準々決勝 屋敷伸之vs鈴木大介)

2013年02月17日第62回NHK杯準々決勝第3局(←NHKの公式サイト、月曜の昼以降更新される)

戦型は後手鈴木八段のノーマル四間飛車。鈴木八段は3回戦の高橋九段戦でもノーマル四間を採用し、高橋の左美濃を倒している。

対して先手は居飛車穴熊。この穴熊が嫌なのでプロで角道を止める四間飛車が激減したわけだが、鈴木は今でも穴熊に組ませる戦い方を得意としている。
後手△5四銀型四間飛車対先手▲7九金型居飛穴の定跡形に進んだ。▲3七角まではよくある将棋。

屋敷鈴木nhk001
先手が▲6八銀と引いたところで後手は2筋から動いた。このタイミングだと先手の飛車が動けない。△3五角(62手目)の局面は角が急所に利いていて、▲2六歩と打たせているので振り飛車十分だと思う。以下▲4八角△3四歩▲2八飛に△9六歩から端攻めに出た。桂馬が後手に渡ると△3六桂があるので先手は受け方に制約がある。

屋敷鈴木nhk003

△9二香打(74手目)に▲7八金と受けさせてから、今度は△4六歩のB面攻撃。ここで屋敷九段はと金を作らせる順を選んだが、この手は良くなかったかもしれない。素直に▲4六同歩と取って△同角に▲3七歩と辛抱するのもあった。

屋敷鈴木nhk002

△9三香打(100手目)で後手の三段ロケットが完成。単純な攻めだけども受けにくい。△5八銀のキズもある。先手は香車四枚手にしたが使う場所がない。以下後手の攻めが途切れることなく、鈴木の圧勝となった。

仕掛けから収束まで一手の緩みもない完勝譜。見事な穴熊退治だった。

屋敷にとっては不本意な一局となってしまった。本譜は受け一方になってしまい穴熊の堅さが生きる展開にならなかった。

順位戦では降級圏内の鈴木八段だが、得意の早指しで指し慣れた形になるとやはり強いですね。
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2013/02/18 07:00 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL