スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

2012年度印象に残った将棋ベスト10

先日棋王戦が終わり、今年度のタイトル戦が全て終了しました。
将棋連盟のHPでは今年も名局賞と升田幸三賞のネットアンケートを行っています(〆切は3月31日)
第19回升田幸三賞・第7回名局賞アンケートフォーム
このアンケートフォーム、連盟のHPのトップに貼ってあるんだけど、見つけづらい(苦笑)数日前に気づきました・・・。

私も独断と偏見で今年度の名局ベスト10を選んでみました。まずは10位から

10位 第71期C級1組順位戦5回戦 ▲糸谷哲郎△稲葉陽 棋譜
今年活躍した関西若手強豪同士の対戦。横歩取りの大激戦になり、終盤の入玉を巡る攻防が凄かった。
糸谷はこの将棋に勝ったものの、前半の2敗が響いて昇級ならず。ライバルの豊島、稲葉に先を越されているが、来期は昇級できるように頑張ってほしい。

9位、第39期女流名人戦第5局 ▲里見香奈△上田初美 棋譜
四間穴熊vs銀冠の大熱戦。過去のプレイバックで女流の将棋が選ばれることはほとんどないけど、この将棋は特別賞あたりで選んでほしい。男性棋士と比べても遜色ない素晴らしい内容だった。

8位、第70期名人戦七番勝負第1局 ▲森内俊之△羽生善治
森内名人の完勝譜。終盤の▲8六同銀が印象に残っている。名人戦直前まで半年勝ちがなかった人の将棋とは思えない内容だった。

7位、第53期王位戦七番勝負第2局 ▲藤井猛△羽生善治 棋譜

藤井羽生76角001
藤井九段が対羽生戦の連敗を約6年ぶりに止めた一局。藤井流角交換四間の最高傑作だと思う。
上図は△8四飛に▲7六角と打ったところ。8筋交換に▲7九金と寄って受けるのが藤井流で▲8八飛のぶつけを狙っている。今期はこれと似た将棋で随分稼ぎましたね。ちなみに升田幸三賞は藤井流角交換四間を推します!。

6位、第38期棋王戦五番勝負第4局 ▲渡辺明△郷田真隆 棋譜
渡辺三冠誕生の一局。角換わりの大熱戦。▲4五歩からの仕掛けは今後定跡化されるでしょうね。郷田さんの粘り(根性の飛車打ち)も凄かった。

5位、第53期王位戦挑戦者決定戦 ▲渡辺明△藤井猛 棋譜
ネットでは大盛り上がりだった一局。終盤形勢が揺れ動く大熱戦となったが、藤井せんせーが辛くも逃げ切って挑戦を決める。「名局」というよりは「熱局」という感じで、後で冷静に振り返ってみるとお互い疑問手も多いんだけど熱い将棋でした。

4位、第60期王座戦五番勝負第2局 ▲渡辺明△羽生善治 棋譜
1人千日手が話題になった将棋。羽生さんの中終盤の指し回しが絶品。番勝負の流れが変わった一局だった。

3位、第25期竜王戦七番勝負第5局 ▲丸山忠久△渡辺明 棋譜
渡辺竜王が9連覇を決めた一局。序盤で渡辺がペースを握ったが、丸山が粘り強く指して大熱戦になった。最後は渡辺の△1九角成が鋭い決め手。

2位、第71期A級順位戦7回戦 ▲三浦弘行△羽生善治 棋譜
羽生三冠のA級順位戦21連勝が止まった将棋。途中三浦さんの攻めが切れそうになったが、粘り強い指し回しがミラクルを呼び込んだ。投了数手前の攻防は見ごたえあり。
三浦羽生A級001
関連記事→"三浦マジック! 羽生三冠の連勝を止める"

1位、第60期王座戦五番勝負第4局(千日手局)▲渡辺明△羽生善治 棋譜
羽生さんの2手目△3二飛、そして終盤の鬼手△6六銀が話題となった将棋。指し直し局も熱かった。ニコ生視聴者数は39万人!の新記録達成。
羽生渡辺王座4_001

本譜は△6六銀▲同歩以下千日手となったが、厳密には▲7八銀上と受ければ先手が勝ちではないかと元日の日経朝刊で羽生さんが語っていた。だが、持ち時間が切迫した状況では千日手もやむを得なかったのかなと思う。
参考→"王座戦第4局後日談(△6六銀周辺)"

この他にも紹介したい名局がたくさんありましたが、とりあえず10局だけ選んでみました。今年の名局は羽生渡辺絡みが多かったですね。この2人の活躍が目立った1年でした。来期はどうなるでしょうか。
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
[ 2013/03/27 23:09 ] 将棋 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL