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第71期名人戦第2局

森内名人先勝で迎えた名人戦第2局。戦型は再び相掛かりになった。

第1局と同じく先手の引き飛車棒銀に後手は△8四飛型。第1局は相銀冠だったが、本局は先手が矢倉を選択。右銀を4七から5六に活用して4筋の位を取る。棒銀で後手の指し手をけん制しながら駒組み勝ちを狙うのがこの作戦の狙いだが、封じ手の局面(図)は先手の玉が堅く指しやすい。後手は玉を左に囲うと2筋の攻めがきついので右玉風に囲ったが、やはり玉の薄さが気になる。

20130424森内羽生1
注目の封じ手は△6二玉だった。後手は△4二金~△5二金寄~△4二金の1人千日手。対して先手は▲9八香から穴熊に組み替える。隙あらば穴熊を狙うのが現代将棋だ。これを見て羽生三冠は△3五歩から動いた。

後手は9筋も突き捨てて△5九角から馬を作ってもたれるが・・・。

20130424森内羽生2
△3五馬に森内名人は堂々と▲9四歩。これで後手が苦しい。端の突き捨てを逆用されてしまった。
以下△9七歩▲同香△8五桂▲9六香△4四馬▲9三歩成△9七歩と暴れたが▲8八玉で後が続かない。形勢ははっきり先手に傾いた。

以下は名人が着実な寄せで押し切った。109手で森内名人の完勝

終局は午後5時過ぎと早かった。後手が右玉を選んだ時点で一方的な展開はある程度予想できたが、こんなに呆気なく終わるとは思わなかった。一局を通して森内名人の良さが際立った将棋で、特に馬を作らせてから堂々と▲9四歩と突いた手に名人の強さを感じた。

これで森内名人が2連勝スタートで防衛に一歩前進。今年も9時間制の森内名人は安定感がありますね。
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[ 2013/04/24 22:16 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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