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王位戦 行方尚史八段がタイトル初挑戦!

王位戦中継Blog: *第54期王位挑戦者決定戦
棋譜→第54期王位戦挑戦者決定戦 佐藤康光九段 対 行方尚史八段

紅組優勝の行方尚史八段と白組優勝の佐藤康光九段の対戦。結果は行方八段が勝ってタイトル初挑戦を決めました。

戦型は後手佐藤九段が4手目角交換からダイレクト向かい飛車を選んだ。渡辺竜王との王将戦七番勝負でも採用した得意戦法だ。対して先手は▲6五角の変化に飛び込む。

20130530行方佐藤1
佐藤九段の24手目△1四角が驚きの一手。このタイミングで角を手放すのは意外だった。対して先手は▲2七銀!と受ける。先手が一歩得で角を手持ちにしているが、2七の銀の位置があまり良くないというのが後手の主張だろうか。

後手のまとめ方が難しそうに見えたが、ここからの佐藤九段の指し回しが上手かった。左金を前進して角を5四に転換し、飛車を4筋に回る。
20130530行方佐藤2
中盤、40手目以降は先手のほうが苦労する展開となった。2七の銀と2八の飛車も中途半端だ。▲4六金~▲7八玉と苦心の手順が続く。

対して後手は7筋から動いていったが、自玉の玉頭なので反動もきつかったようだ。
7三に金をぶちこんで、と金ができたところでは先手が良くなったように見える。△6二歩に行方八段は▲5二銀と一気に踏み込んでいった。

▲6四桂~▲2二金(97手目)で挟撃の形を作ったが、後手も的確に受けて簡単には決まらない。一瞬怪しい雰囲気になったが、行方さんは冷静だった。じっと▲1一金と香車を補充し、▲5四歩の突き捨てで底歩を作る。

20130530行方佐藤4
最後は▲5四銀が決め手となった。2筋で遊んでいた銀と飛車が最後の最後で活躍した。これは気持ちが良い。佐藤九段は最後の5手詰めまで指し続けたが、相当悔しかったのだろう。143手の熱戦を制して、行方八段がタイトル初挑戦を決めた。

終局直後、記者からタイトル初挑戦の心境を尋ねられた行方八段は言葉を詰まらせたそうだ。
王位戦中継Blog : 終局直後
プロ20年目、39歳5ヶ月でのタイトル初挑戦。2011年に結婚してから行方さんは変わったと思う。昨年はB1で11勝1敗の好成績を残し、A級復帰。そしてA級が開幕する前にタイトル挑戦も決めてしまった。結婚の力ってすごいんですね。

番勝負に登場するのは1994年の竜王戦挑戦者決定戦三番勝負以来となる。相手は今回と同じく羽生さんだった。あの時は「羽生さんに勝っていい女を抱きたい」という発言(記者に言わされたそうだが)で有名になった。19年越しのリベンジなるか。相手は強敵だがタイトル奪取目指して頑張ってほしい。
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[ 2013/05/30 07:30 ] 王位戦 | TB(0) | CM(0)
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