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第84期棋聖戦第1局 羽生棋聖先勝

棋聖戦中継 plus: *第84期棋聖戦五番勝負第1局
棋譜→第84期棋聖戦五番勝負 第1局 羽生善治棋聖 対 渡辺明竜王

羽生善治棋聖(王位・王座)と渡辺明竜王(棋王・王将)の三冠対決が開幕しました。

振り駒の結果、羽生棋聖が先手。渡辺竜王の2手目△3四歩から横歩取りになった。後手はオーソドックスな△4一玉型の中座飛車。最近のプロの横歩取りは△5二玉型や△8四飛型が増えていたが、一周して元の形に戻った感がある。

角交換して▲7七桂(29手目)が先手の作戦だった。2~3年前に流行った作戦で最近では珍しい。

羽生渡辺棋聖1_001
▲7二歩(37手目)までは▲三浦△羽生の名人戦第1局(2010年)と同じ進行。本譜は▲7二歩以下△8三飛▲7一歩成△同銀▲9六歩△8五歩と進んだ。羽生さんの▲7一歩成が「新手」で前例ではいずれも▲7九金と指していた。羽生渡辺戦だと渡辺のほうが研究手を出すことが多い印象があるが、この将棋は羽生さんのほうが研究をぶつける格好となった。
先手は歩を成り捨ててからじっと端を突いて後手の攻めを催促する。

△8五歩▲同歩△同桂に先手は▲6五桂の跳ね違い。△6四歩で桂馬は取られるが▲8三角から馬を作って桂馬を取り返すことができる。8五の桂馬を取り切れば馬と角の差で先手が良い。そこで渡辺竜王は桂馬が取られる前に△7七歩~△6六歩~△8六歩と巧妙に手を作る。しかし、先手に正確に応じられて成果が上がらなかった。

羽生渡辺棋聖1_002
△3一玉はこの戦型でよく見られる早逃げだが、▲6五桂(71手目)が好手だったようだ。対して竜王は△6六歩から再度嫌味をつけにいったが先手の厚い守りに跳ね返されてしまった。

以下は先手が着実に押し切って羽生棋聖の完勝となった。

先週名人戦で敗退したばかりの羽生三冠だが、その影響を感じさせない内容だった。短期間できちんと切り替えてくるあたりは流石ですね。

渡辺竜王は残念ながら黒星スタートとなったが、元々後手番だったのでダメージは少ないと思う。竜王も負けを引きずらないタイプなので、次はしっかり立て直してくるだろう。第2局は先手番なのできっちりキープしたいところだ。
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[ 2013/06/05 07:00 ] 棋聖戦 | TB(0) | CM(0)
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