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197手の死闘 第24期女流王位戦第4局

女流王位戦中継Blog: *第24期女流王位戦五番勝負第4局
棋譜→第24期女流王位戦五番勝負 第4局 里見香奈女流王位 対 甲斐智美女流四段

昨日行われた女流王位戦第4局は凄い将棋でした。結果から先に書くと先手の甲斐智美女流四段が197手の死闘を制して勝ち。最後までどちらが勝つか分からない大熱戦でした。

戦型は甲斐さんが先手で石田流志向の3手目7五歩。対して後手は4手目角交換から向かい飛車に振って相振り飛車になりました。四間飛車に途中下車してから▲7八飛(12手目)が甲斐さんの趣向ですが、解説の評判は良くなかったようです。△4四角(30手目)と打たれた局面は先手が困ってるように見えます。▲7七歩と受けるのでは元気がありません。▲8六飛には△7八歩からと金を作られて先手苦戦の序盤戦となりました。

何もしないと駒損が広がるので先手は8筋から暴れていきます。馬を作って飛車の頭に筋悪く金を打って抑えこみ。この金打ち(▲2三金)がなかなかの手だったようで先手が盛り返しました。
20130606甲斐里見1

甲斐さんはスロースターターで序盤はそんなに上手いという感じではないですが、中終盤が粘り強いタイプ。この将棋も粘り強く指してじりじりと差を詰めていきます。

20130606甲斐里見4
後手が飛車を二段目に下ろした所では先手が壁銀なのでちょっと辛いのかなという感じがしましたが、▲8八歩で先手が受け切れそうな雰囲気が出てきました。このあたりからTwitter解説の室岡七段と立会人の脇八段の形勢判断が揺れ動くのが面白かったです。男性プロも形勢判断できないほどの難しい将棋だったということでしょう。

20130606甲斐里見3
先手が▲8一角成(149手目)と決めにいったところでは終局間近かと思いました。△8一同金なら▲同竜以下詰み。しかし△7七銀成と1回王手する手が詰めろ逃れになっていて簡単ではありません。ここからさらに50手近く熱戦が続きましたが、甲斐さんが何とか逃げ切りました。最後甲斐さんはずっと1分将棋でしたが、よく凌いだなと思います

最後まで手に汗握る終盤戦で、観ててとても面白い将棋でした。この将棋の面白さは言葉だけでは伝わらないと思うので、見てない方は是非並べてほしいです。

これで2勝2敗で最終局までもつれました。第5局も今日のような熱戦を期待したいですね。
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[ 2013/06/06 06:33 ] 女流 | TB(0) | CM(0)
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