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A級順位戦開幕局 三浦八段vs屋敷九段

名人戦棋譜速報
昨日からA級順位戦が開幕しました。開幕局は前期2位の三浦弘行八段と5位の屋敷伸之九段の対戦でした。

後手の屋敷伸之九段はA級3期目。過去2年は先手番全勝、後手番全敗という極端な成績が続いています。今期は先手番が4局しかないので後手番で勝てないと負け越しということになってしまいます。何としても後手番の連敗を止めて勝ち越し、挑戦を狙いたいところ。

対するは第2回電王戦で大将を務めた三浦弘行八段。4月の電王戦ではGPS将棋相手に完敗でした。公式戦でも3ケ月以上白星がなく、竜王戦では阿部隆八段に敗れ2組降級が決まっています。「電王戦ショック」から立ち直ることができるかどうか。

本局はその電王戦第5局と似た形に進みました。
戦型は矢倉脇システム。48手目△8四銀が屋敷九段の新手です。これはどこかで見たことがあるような・・・
20130610三浦屋敷1

20130611三浦GPS

部分的には電王戦第5局(42手目、参考図)と似た形。屋敷九段も局後の感想で「この仕掛けは電王戦を参考にしたもの」とコメントしています。
本局は電王戦と比べると後手が9筋を詰めていて先手の角銀の位置が違います。それがどう影響してくるか。

△8四銀以下▲6五歩△7五角▲5七銀△9二飛▲6六銀右△4二角▲4六角△4五歩▲5七角と進みました。
△9二飛では△3七歩成もあったかもしれません。本譜は凝り形だった角銀が使いやすくなって先手の模様が良さそうです。

6筋、7筋での折衝の後、先手は▲1四歩から端攻め。この端攻めが厳しく先手が優勢になりました。

後手は9筋にアヤをつけますが、△9七歩を手抜かれて先手の攻めのほうが速かったですね。飛車を渡すのは素人目には怖く見えましたが、三浦八段が鮮やかに寄せきりました。

109手で三浦八段の完勝。やはり三浦さんは順位戦の鬼ですね。
今日の内容を見る限り、電王戦の敗戦の影響は心配なさそうです。今年も挑戦者争いに絡んでくるでしょう。
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[ 2013/06/11 07:00 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(1)
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[ 2013/08/31 07:30 ] [ 編集 ]
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