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第84期棋聖戦第2局 相横歩取りで羽生棋聖2連勝

棋聖戦中継 plus: *第84期棋聖戦五番勝負第2局
棋譜→第84期棋聖戦五番勝負 第2局 羽生善治棋聖 対 渡辺明竜王

羽生棋聖の先勝で迎えた第2局。戦型はまさかの相横歩取りになった。森内羽生の名人戦でも指されたことのある相横歩取りだが、最近では珍しい。羽生棋聖が後手番で相横歩を採用するのは1989年以来なんと24年ぶりのこと。

△7六飛に▲7七銀と上がれば△7四飛▲同飛△同歩以下飛車角総交換の激しい変化になるが、渡辺竜王は▲7七桂。過去の実戦でも渡辺さんは全て▲7七桂と指しているようだ。個人的には▲7七銀のときに羽生さんがどのような研究手を用意していたのか見たかったが、竜王はこういうところでは無難な変化を選ぶことが多いと思う。もしかしたら羽生さんはそこまで読んで作戦を選んできたのかもしれない。三浦八段が相手だったら相横歩にはしなかったような気がする。

▲7七桂型はじっくりした構想力を問われる将棋になりやすい。渡辺竜王は端の位を取ってから左銀を繰り出す。対して8二の銀を7三から8四に活用するのが羽生三冠の構想だった。△7三桂に対して渡辺竜王は迷わず▲7四銀。
20130622渡辺羽生1
以下△2四飛▲5六角△6四角▲8九飛△7六歩▲8三銀不成で激しい攻め合いになったが、先手は端の位が生きない展開になってしまった。

20130622渡辺羽生2
後手は歩切れで攻めが細く見えたが△8六桂があった。▲6八金と逃げると△7九とがうるさい。そこで、渡辺竜王は▲7九歩と辛抱したが金を取り返されたのは痛い。

20130622渡辺羽生3
△7八桂成▲同歩△7九飛に竜王は▲6三銀成としたが△7四飛が詰めろで厳しい。ニコ生で対局室の様子が映し出されていたが、この手が指された瞬間竜王はガックリとうなだれていた。結果論かもしれないが△7四飛があるので6三銀は不成のほうが良かったか?しかし、感想コメントによると不成だと△5一銀と受ける手があるようだ。どっちにしても先手が苦しかったのかもしれない。

以下、難解な終盤戦が続いたが羽生棋聖が押し切った。強い、強すぎる・・・

この将棋の結果、相横歩取りがプロで流行るかというと多分流行らないと思う。本譜のように力戦になれば後手もそれなりに面白いと思うが、▲7七銀の激しい変化もあるので。今日は戦法がどうこうよりも羽生三冠が強いから勝った将棋だと思った。

これで羽生棋聖が2連勝。後手番で勝ったのは大きくこのまま防衛する可能性が高いだろう。
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[ 2013/06/23 07:00 ] 棋聖戦 | TB(0) | CM(0)
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