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ツツカナに教わった粘り(NHK杯 船江vs糸谷)

電王戦でツツカナと戦った船江恒平五段とNHK杯2年連続準優勝の実績を持つ糸谷哲郎六段の対戦。今期の1回戦の中で一番楽しみにしていたのがこのカードでした。

この2人は奨励会同期で共に関西所属。今、関西の若手棋士達による「西遊棋2013」というイベントがあるのですが、実行委員の棋士たちが週替わりでTwitterで呟いています。(→http://twitter.com/kansaishogi)先週は船江くんがTwitter担当でNHK杯の放送中にリアルタイム解説をしてくれました。

戦型は糸谷六段先手で角換わりでした。17手目▲1七香が趣向の一手。次に▲1八飛からの雀刺しを狙っています。
20130707糸谷船江2
実はこの雀刺し、解説の山崎七段が糸谷六段戦で指したことのある構想でした。今年1月23日の棋聖戦二次予選で、携帯中継もあったので覚えている方も多いかもしれません。山崎糸谷戦は後手が飛車を4筋に転換して大乱戦になりましたが、後手の糸谷六段が勝ちました。

狙い通り1筋から攻める先手に対して後手は6筋から仕掛けます。その結果、金と桂香の交換で先手の駒損になりました。46手目の局面は後手のほうが良さそうです。

後手は△2四角(66手目)と遠見の角を放って角と"と金"のコンビネーションで攻めます。対して先手は、▲6八金打と埋めて頑張る。
20130707糸谷船江1
▲6八金打に「△7三銀が弱気すぎました」と船江五段の感想があります。次の▲7九玉(79手目)で先手玉が堅く攻めの糸口が見つからなくなりました。このあたりで先手ペースになったと思います。

▲5四歩(91手目)の突き捨てが上手い手でしたね。船江五段は△同銀左と取りましたが▲5五桂が厳しく先手の攻めが切れなくなりました。船江さんも呟いてましたが、▲5四歩には△同歩と取ったほうが良かったようです。

119手目、王手飛車がかかった局面は普通に厳しい。先手が勝勢に近い形勢でしたが、ここから糸谷さんの指し手が乱れます。△2五金(130手目)から入玉模様になって後手玉がすぐには寄らない形になりました。それまでノータイム指しで進めてきたのに、形勢が難しくなってきてから慌てて考えるダニー。解説の山崎七段には「この辺の(時間の使い方の)バランスの悪さが糸谷さんらしい」と言われてましたね。

そうこうしているうちに先手玉が危険な格好に。△9五桂に▲9六玉に△4六馬で銀を一枚入手してから△9四銀が受けにくい。△9二桂でピッタリ必至となりました。

明らかに詰まないにもかかわらず、将棋ソフトのように王手をかけ続けた糸谷さんでしたが、176手目を見て投了。最後の王手ラッシュは悔しくて投げ切れなかったんでしょうね。

最後は糸谷六段の自滅だったわけですが、相手の自滅を誘った船江五段の粘りは見事だったと思います。船江さんはツイッターで「粘りはツツカナに教わりました」と呟いていました。



この呟きには半分自虐も入ってるのかもしれませんが、何だかジーンときました。電王戦に出場した皆さんにはソフトの対戦経験を生かして強くなってほしいと思っているので、こういうのを聞くと嬉しくなりますね。
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[ 2013/07/08 06:46 ] NHK杯 | TB(0) | CM(1)
矢内さんをあきらめて(笑)
NHK司会は矢内女流4段(33歳)。解説は

「矢内さんを諦めます」

山崎7段(31歳)

恋人の世界で解説していたような(笑)

ごめんなさい 糸谷の将棋見てなかった

あまりに矢内女流が光り輝き(笑) 山崎とのコラボレーション♪

早く結婚式挙げてしまえ
[ 2013/07/09 15:08 ] [ 編集 ]
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