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A級順位戦2回戦 佐藤九段vs羽生三冠

昨日はA級順位戦が2局、羽生三冠vs佐藤九段戦と渡辺竜王vs郷田九段戦があった。
このうち佐藤羽生戦は深夜1時過ぎまでもつれる大熱戦だった。

戦型は佐藤九段が先手で角交換型の向かい飛車。

20130726佐藤羽生1
中盤、羽生三冠が△5四角(42手目)と筋違い角を打って局面が動いた。この筋違い角は対角交換振り飛車ではよく出てくる手。次に△7六角と出て8筋、9筋攻めを狙う。以下▲2七銀△9六歩▲同歩△7六角▲3八金△9八歩▲同香△8六歩と進んだ。8筋を突破して部分的には後手大成功。これは先手が苦しそうに見えたが、実際は難しかった。先手は銀冠を生かして玉頭戦に持ち込む。

▲3七桂(71手目)と跳ねたところで先手の狙いが見えてきた。8九の飛車を1筋に転換する手がある。こうなるともう8筋は関係なくなる。先手追い上げムードが出てきた。

ここから最終盤まで50手以上凄まじい玉頭戦が続いた。互いに桂香が乱舞する激しい殴り合い。果たしてどちらが勝っているのか。

20130726佐藤羽生2
最終盤、佐藤九段は▲3二飛成(147手目)から詰ましにいったが、際どく詰まなかった。その一手前の△3六銀が4五の地点を受けて詰めろ逃れになっていたようだ。後手玉は7筋、8筋方面に逃げられるので詰まない。中盤8七に作った"と金"が最後に上部脱出を助ける駒として働いた。

終盤は二転三転していたようですが、145手目の▲2二飛では1二から飛車を打つほうが良かった模様。その数手前にも先手は勝ちを逃していたようで、佐藤九段にとって惜しい敗戦となった。

それにしても凄い終盤戦、真夏の花火のような華々しい将棋でした。この将棋は今年の名局賞候補に挙がるでしょうね。
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[ 2013/07/27 12:02 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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