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「突き抜ける!現代将棋」~相掛かり編(将棋世界2010年1月号)

今日は寒い一日だった。朝はそれほどでもなかったが、
午後から雨が降って、急に寒くなった感じがする。
仕事帰りに、喫茶店に入って暖を取りながら、昨日購入した将棋世界1月号を読む。



竜王戦、清水女流三冠復帰、羽生王座の強さの秘密(阿久津橋本座談会)、「イメージと読みの将棋観」復活!、谷川九段の新連載『寄せのセオリー』、などなど盛りだくさんの内容だが、
最近私が楽しみにしているのは勝又教授の連載「突き抜ける!現代将棋
「プロ将棋がイマイチ理解できない」「久しぶりにプロ将棋に興味を持ったんだけど、戦法がだいぶ変わっていて分からなかった」という方にはぜひお薦めしたい連載だ。

第4回の今回は「相掛かりクロニクル」

プロ将棋を観ていて、イマイチよく分からないと答える人が多いのが相掛かりかもしれない。
相掛かりは、おそらく最もマイナーな戦法、でありながら大舞台で意外と出現するという戦法。
「将棋ファンに最も人気がない」(by勝又)ということなので、相掛かりについて解説した棋書も少ない。
(ちなみにRokky-and-Hopperさんの将棋棋書ミシュランを参照したところ、21世紀に入って発行された相掛かり関連の棋書は1冊しかない!しかもひねり飛車の定跡書で6年前という状況だ。)
個人的に相掛かりには興味があったので、「誰か相掛かりについて書いてくれないかなぁ~」と思っていたので、
このコーナーでも取り上げてほしいと思っていた。

さて、内容は、
飛車の位置(浮き飛車か引き飛車か)というアングルから相掛かりの歴史を振り返り、なぜ今引き飛車が流行っているのか?、なぜ棒銀なのかを解説する内容となっている。

現代将棋における「後回しにできる手はできるだけ後回しにする」という思想が相掛かりの飛車の位置の決め方にも影響しているという説明はなるほどと思った。「飛車の位置」という観点に絞った説明がわかりやすかった。

ただ、全体を読んでみて、やはり焦点のしぼりにくい戦型なのだろうなぁという感想も持った。
別連載でスペシャリストの野月浩貴七段が「構想力と想像力が他の戦法以上に必要とされる」と述べていたが、そのことが一部のマニア受けはするが、メジャーな戦法とならない理由といえるのかもしれない。


相掛かり関連の棋書が少ないだけに、今回の連載はプロの相掛かり講座、プロの相掛かり観戦ガイドとして非常に価値の高いものだと思う。ぜひお買い求めあれー




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[ 2009/12/05 23:46 ] 書籍レビュー | TB(0) | CM(0)
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