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NHK杯2回戦 金井五段vs久保九段

この両者は公式戦では初手合いだが、2009年に将棋世界誌上で対戦したことがある。トッププロと新鋭四段が香落ちで対戦するという企画で、下手が勝てば2局目は平手で、上手が勝てば次は角落ちで戦う指し込み二番勝負だった。トッププロは久保、渡辺、佐藤康光、深浦、木村、鈴木大介。新鋭側には金井の他に村田顕、豊島、糸谷、稲葉、西川がいた。この企画で金井は久保に香落ちで敗れてしまった。(2局目の角落ちでは勝ったが)あれから4年、今回は平手でリベンジを果たしたいところだ。

戦型は久保九段が後手で△4二飛~△3五歩の「4→3戦法」。対して先手は▲6六歩と角道を止める作戦を選んだ。先手が角道を止めてくれたので後手も△4四歩からノーマル振り飛車にスイッチ。結局昔よく指されたノーマル三間石田流vs玉頭位取りの将棋に合流した。

先手は6筋と7筋、2つの位を取って十分の構え。後手も3筋の歩を交換して不満のない形。
20130915金井久保1
後手が△8三銀と上がったところで先手は▲7四歩△同歩▲8五歩△7三金▲2四歩△同歩▲6四歩と歩を次々に突き捨て攻め込んでいった。角を切って▲4三銀と打ったところでは先手の仕掛けが成功している。

それでも久保九段も決め手を与えずに粘り、△6九角を打たれた局面は先手も怖い形になっている。素人目には形勢が接近したように見えたが、金井五段は崩れることなく押し切った。

一局を振り返ってみると中盤の△4四銀(52手目)がちょっと危ない手だったような気がする。本譜は後手の苦労が多い展開になってしまった。終盤は△4二金(104手目)~△6五金が受けになっていなかったので、代わりに藤井九段説の△4二銀だったらどうだったか。

金井五段の最近の充実ぶりを示した一局だったと思う。3回戦も強敵(丸山九段)との対戦だが頑張ってほしい。
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[ 2013/09/15 23:30 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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