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王座戦第2局 羽生王座が203手の激闘を制す

王座戦中継Blog: *第61期王座戦五番勝負第2局
棋譜→2013年9月18日 第61期王座戦五番勝負 第2局 羽生善治王座 対 中村太地六段

昨日行われた羽生王座対中村太地六段の王座戦第2局は凄い将棋でした。色んなことがありすぎてどこから感想を書けば良いのかわかりませんが、とりあえず序盤から振り返ってみようと思います。

戦型は▲7六歩△8四歩▲6八銀の出だしから矢倉対雁木でした。後手の急戦矢倉→雁木というのは意外でしたが、中村先生は週将で急戦矢倉講座を持ってたので前から試してみたかったのかもしれません。

中盤戦はお互いに手を出しづらい将棋になりました。王座戦(持ち時間5時間)は夕食休憩には終盤戦に突入していることが多いですが、本局は夕休を過ぎても膠着状態が続きます。
先手が穴熊に組み替えたのに対して後手陣は3二玉を飛角金金銀銀で固めるという見たことのない陣形。この辺は陣形差で後手が良くなるイメージがありませんでした。

20時過ぎ、中村六段の△1四歩(72手目)でようやく戦闘開始。以下先手が攻め、後手が受け続ける展開になりました。この攻めを受け切るのは容易ではない感じでしたが、先手が寄せ損なって後手玉は1筋から上部脱出に成功。1七にと金を作り、2九の桂馬も外して逃げ切れそうに見えましたが・・・

△1五玉と上がって入玉を目指す後手に対して羽生王座は▲3六銀~▲4八銀と活用して後手玉を押し返します。その直後の△2三香(142手目)が失着。単に△3六玉と逃げたのに比べて香一枚損してしまいました。
20130919羽生中村1

後手玉は5九にトライしますが、そこで穴熊の銀を▲6八銀(163手目)と引く手がありました。これでどうやら捕まってしまったようです。
20130919羽生中村2

そこから中村六段も40手近く粘り、△3六銀と銀をタダ捨てする勝負手も飛び出しましたが、凌ぎ切ることはできず203手目▲2七銀を見て投了。王座戦五番勝負の最長手数記録を更新する大熱戦でした。今年度の名局賞候補にも挙がってくるのではないでしょうか。

それにしても羽生さんの将棋体力は凄いですね。改めて羽生さんに勝つのは大変だと感じた一局でした。
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[ 2013/09/19 08:00 ] 王座戦 | TB(0) | CM(0)
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