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第72期A級順位戦4回戦 羽生三冠4連勝

昨日はA級順位戦4回戦の▲羽生三冠vs△渡辺竜王戦と▲郷田九段vs△屋敷九段戦がありました。
何といっても注目は羽生渡辺の三冠対決。今期の挑戦者を決める戦いと言っても良い大一番です。

戦型は渡辺竜王の2手目△3四歩から横歩取りになりました。2手目△8四歩派だった渡辺竜王ですが今年に入ってから横歩取りを連採しています。最初に解禁したのが今年2月のA級順位戦羽生戦でした。ただ、結果は出ていません。現在、後手の横歩で5連敗中。
参考:渡辺三冠の後手横歩 

それでもなお横歩取りを採用するところに後手番での苦労が伺えます。

20131011羽生渡辺1
本局は渡辺竜王の△8五飛+4一玉型に先手が中原囲い。32手目△6五桂が竜王の用意してきた作戦でした。
先手が▲1六歩突いている形では前例がありますが、この形では初めてです。▲1六歩突いていないので△4四角(36手目)に飛車を横に逃げたとき△2八歩が厳しくなるというのが後手の主張。なので飛車を縦に逃げる手が予想されていましたが、羽生三冠は▲3六飛。

6五の桂馬を取ってから▲6四歩が羽生三冠の狙いの反撃でした。この突き捨てが入ったことで△6六桂も緩和しています。

20131011羽生渡辺2
▲6六桂(51手目)を竜王は軽視していたようです。△4五銀が飛車取りですが逃げずに▲6三歩成で先手良し。先手は飛車を渡しても中原囲いが堅くて広い。以下は差がついて羽生三冠の圧勝に終わりました。

後手に桂香を取らせてる間に6筋から反撃して良しという羽生三冠の大局観が光った将棋でした。

これで羽生渡辺戦の通算成績は26勝26敗の五分となりました。ちょうど2年前(2011年)の10月11日には渡辺竜王が19勝14敗と5つ勝ち越していたのですが、ついに追いつきました。今後2人の対戦成績はどうなっていくのでしょうか。

もう一局▲郷田△屋敷戦も横歩取りでした。こちらは後手の△5二玉+△8四飛型でしたが屋敷九段の勝ち。
屋敷九段はA級昇級後後手番で全敗(10連敗)でしたが、ようやく初勝利をあげました。今期、屋敷九段は先手番が4局なのでこの1勝は大きいと思います。
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[ 2013/10/12 09:14 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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