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第26期竜王戦第1局 森内名人先勝

10連覇を目指す渡辺明竜王に森内俊之名人が挑戦する竜王戦七番勝負が開幕しました。

2人が竜王戦七番勝負で対戦するのは2004年(第17期)、2009年(第22期)に続いて3度目です。前回(2009年)は森内さんが4連敗。直近10局の対戦成績も渡辺竜王が9勝1敗と大きく勝ち越しいます。森内さんからするとそろそろ連敗を止めて苦手意識を払拭したいところ。

棋譜→第26期竜王戦七番勝負 第1局 渡辺明竜王 対 森内俊之名人

振り駒の結果先手となったのは森内名人。戦型は▲7六歩△8四歩▲6八銀の出だしから矢倉でした。対して後手渡辺竜王の作戦は△5三銀右の急戦矢倉。2008年の竜王戦第6局、第7局で渡辺竜王が採用して注目を浴びた形です。
▲4六角△6四銀に▲7五歩を突く将棋もありますが、最近は▲6八角と引くのが多いようですね。後手は△5一金と低く構えて相手の出方を伺う指し方。

20131018森内渡辺1
対して森内名人は▲6五歩(49手目)~▲8六歩と玉頭から盛り上がっていく構想を選びました。先手は森内好みの手厚い陣形。個人的には先手の陣形のほうが好きですが、こういう盛り上がり系の将棋は一度網が破れるとボロボロになることも多く、神経を使う展開になります。形勢判断が難しい将棋だと思いました。

封じ手は△2六銀(62手目)。以下▲2八飛△3五銀▲3八飛で千日手模様になりましたが、渡辺竜王は△5三金から打開を選びました。

20131018森内渡辺2
△8五桂(80手目)に強く▲8三歩△同飛▲7四銀不成と攻めを呼び込んだのが森内名人らしい手だと思いました。▲8七歩とより穏やかに受ける手も考えられたところです。後手は桂を成り捨て角を切って攻め込みますが、駒損なので攻めが続かない。先手が受け切って入玉模様になりました。

竜王も小技を駆使して何とか入玉を阻止しようとしますが、森内名人が冷静に逃げ切りました。
最後は後手にも何かチャンスがありそうに見えましたが、少しずつ足りなかったようです。

全体的には森内好みの展開、森内名人らしい勝ち方だったと思います。2日制の先手番での強さを再認識しました。

渡辺竜王は2008年(第21期)以来の黒星スタートとなりましたが、後手番での負けなのでそれほどダメージは大きくないでしょう。まだ始まったばかりなので第2局以降の巻き返しに期待したいと思います。
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[ 2013/10/19 07:30 ] 竜王戦 | TB(0) | CM(0)
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