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NHK杯2回戦 谷川浩司vs西川和宏

西川和宏四段(ジュニア)は関西所属の振り飛車党。師匠は父でもある西川慶二七段で現役唯一の親子プロ棋士でもある。
戦型は後手西川四段の矢倉流中飛車。西川ジュニアは若手振り飛車党の中でもちょっと変わったタイプで、角道を止める振り飛車の採用率が高い。矢倉流中飛車はジュニアの得意戦法の一つで本も書いている。

マイコミ将棋BOOKS 西川流振り飛車 居飛車穴熊破り

先手の谷川九段は▲6六歩と角道を止めてから居飛車穴熊。これを見て後手は三間飛車に振り直した。
先手は四枚の銀冠穴熊にまで組み替えて不満がない。対して後手は普通の美濃囲い。この穴熊の堅さ、そして先手が谷川先生であることを考えると後手が勝つのは正直難しいだろうと思った。

20131020谷川西川1
△8三銀と上がって銀冠を目指した瞬間に先手は▲8五歩(59手目)と仕掛けた。△同歩は▲8四歩の拠点が大きいとみて△同桂と取ったが▲8六歩で後手は桂損。ただし先手は歩切れなので形勢は難しい。
▲7七桂打で歩切れを解消して先手良しと思われたが、西川は△3六歩▲同歩△6五銀~△7三角と上手く捌いて形勢を盛り返す。5六に銀を捨て△3六飛と走った局面は後手が良くなっている。
20131020谷川西川2

終盤は形勢が揺れ動きかなり際どくなった。先手にもチャンスがありそうだったが西川四段が上手く凌いで(△5三金~△5四角が受けの好手だった)競り勝った。

西川四段の持ち味が十分に発揮された将棋だったと思う。ノーマル振り飛車で谷川九段の居飛穴に勝ったのは素晴らしい。西川ジュニアは地味だけれども面白い将棋を指すので好きです。
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[ 2013/10/21 07:00 ] NHK杯 | TB(0) | CM(0)
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