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第26期竜王戦第4局 森内名人、奪取に王手

竜王戦中継Plus
棋譜→第26期竜王戦七番勝負 第4局 渡辺明竜王 対 森内俊之名人
挑戦者・森内俊之名人の2勝1敗で迎えた第4局。第1局~第3局に続いて本局も矢倉になった。これまで3局はいずれも後手の急戦矢倉だったが、今回はじっくり組み合う相矢倉戦に。▲4六銀・3七桂の定跡形に進んだ。

20131122渡辺森内1
45手目▲2五桂は昔よく指されたが最近ではあまり見られなくなった手。ここ10年ぐらいは▲2五桂に代えて▲6五歩の「宮田新手」が主流だ。定跡書(例:森内俊之「矢倉の急所」)では▲2五桂は△4五歩で「後手良し」と解説されている。だが、直近3局はいずれも先手が勝っている(そのうち2局は先手中田宏樹八段)。実際やられてみると難しいということだろう。

春の名人戦第5局では宮田新手▲6五歩に対し、森内名人が新手△3七銀(ponanza流)を出して快勝した。そのこともあって▲6五歩はやりにくかったのかもしれない。

67手目までは定跡化された手順。そこで△4四歩と受けるか、△4四馬と引くか2通りあったが森内名人は前例が1局しかない△4四馬を選んだ。以下▲3七角△4五歩▲6五歩に△7五歩(72手目)で前例から離れる。
20131122渡辺森内2
形勢は難しいが、2日目のニコ生解説の羽生三冠は4四の馬の存在が大きく後手持ちという見解を示していた。渡辺竜王も普通に攻めては上手くいかないとみて▲3二歩と工夫した。

△6五銀に▲5五銀!(83手目)は勝負手。4四の馬をどかさないと攻めきれないとみたのだろう。この勝負手が実って先手の攻めが繋がりそうにも見えたが・・・

20131122渡辺森内3
△5二角(106手目)が鉄板の受け。この角打ちが好手で先手の攻めが続かなくなった。▲1一飛成には△6六歩と攻め合って後手玉は寄らない。竜王は後手玉を必死に追いかけたが捕まらず森内名人の勝ち。後手の馬が終始大威張りで最後は詰みにも働いた。森内名人の頑強な受けが光った一局だった。

これで森内名人が3勝1敗で竜王奪取に王手。3連敗4連勝で防衛したことがある渡辺竜王だが今回はさすがに厳しいかもしれない。
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[ 2013/11/23 07:41 ] 竜王戦 | TB(0) | CM(1)
△5二角は森内名人らしい手でしたね
あれで勝ちなんだから、森内名人は凄いです
[ 2013/11/23 18:30 ] [ 編集 ]
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